


沖縄の気候は、本州とはガラリと変わります。1年を通してすごしやすい気候ですが、それぞれ季節に特色があります。どんな服装で過ごしたらいいの?旅支度のご参考に!
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8月の沖縄の過ごし方の特徴

沖縄が1年の中で最も混雑するのが8月です。この時期はマリンレジャーはもちろんですが、県内の至るところで夏祭りが開催されます。 与那原町では400年もの伝統を持つ与那原大綱曳きまつりがあり、これは沖縄三大大綱曳きの一つになっています。農作物の豊作祈願、子孫繁栄、無病息災を祈願する神事であり、数万人の参加者が訪れます。参加は自由なため願いを込めて参加してみてはいかがでしょうか。また、島のあちこちでエイサーまつりが行われます。先祖を供養するための踊りで、本州で言うところの盆踊りですが、これも観光客が参加できるようになっている祭りもあり、一緒に楽しめるのは魅力でしょう。 このように沖縄の夏祭りは見るだけでなく参加型が多いのが特徴です。炎天下の中で祭りに参加するのは体力勝負になりそうですが、旅の思い出つくりには最適かもしれませんね。
8月の沖縄の天気・気候
夏真っ盛りの8月の沖縄。統計情報では平均気温は28.7度、最高気温の平均は31.5度、最低気温の平均が26.6度といずれの数字も7月よりは若干ながら低めになっています。これは台風の影響があるからで、平均降水量は7月よりも約100mm多くなっていることから、8月は非常に蒸し暑い気候といえるでしょう。ただ、晴れる日は7月同様に多くなり、台風がなければ天候は安定しています。気候的にも最高気温は本州よりも低い傾向にありますので、それほど過ごしにくいと感じることはないでしょう。 沖縄の人が本州に夏場に訪れて暑いと感じることがあるようですが、それは地形的な問題で、沖縄の場合は常に海からの風が流れ込み、その空気が島にとどまることなく抜けていきます。そのため熱い空気がこもりにくい環境になっているのです。いつも風が吹いている状態ですから、暑いながらも極端に暑すぎるという状況ではないのが特徴になっています。
8月の沖縄の天気・気候にあった服装

7月同様に陽射しが強いため、とにかく紫外線対策と日焼け対策は欠かせません。8月は気温が高いのでTシャツやノースリーブに短パンという装いが多くなりがちですが、紫外線の量が多いので、肌の露出が多ければ逆にジリジリとして暑く感じるでしょう。つまり、日焼けをしたくない方は日焼け止めクリームを塗って薄い長袖を着用しておくことが一つのポイントになるでしょう。また、湿度が高いため汗をかきやすい状況になっていますから、タオルを持参しておき、可能であれば着替え用のTシャツなどもあった方が安心かもしれませんね。 また、紫外線対策としてはサングラスや帽子、日傘なども効果がありますので積極的に活用したいところですし、子供連れで沖縄を訪れるのであれば子供の紫外線対策、熱中症対策を適切に行って旅行中のトラブルがないように気をつけたいところですね。
沖縄気候

沖縄は亜熱帯気候の高温多湿で年間の降雨量も200ミリを超えます。
夏には日差しも強く南国特有の気候を満喫できます。周りを海で囲まれていることもあり夏でも
最高気温が35℃を超える猛暑日が少なく、日陰に入れば心地よい風が吹いてきます。
また、冬は10℃を下回る事がないため過ごしやすく温暖な沖縄が満喫できます。
旅行するシーズンによっていろいろな沖縄の一面が楽しめます。
沖縄の紫外線

沖縄の太陽光線は、他県から比べるとかなり強くて、紫外線の照射量も気にしないといけません。
薄曇りでも安心しないで紫外線対策が必要です。
効果の高い日焼け止めをまめに塗る事で、日焼けを防ぐようにしましょう。
泳ぐ際Tシャツやラッシュガードを着るのもオススメです。
沖縄台風
8月の沖縄の台風情報
思う存分に沖縄旅行を満喫したい気持があるものの、8月は台風の影響は避けられないと考えておいた方が良いでしょう。
過去を振り返っても沖縄にやってくる台風は平均すると2.2個となっており、上陸しない間でも何らかの影響を及ぼす台風を含めると4つ程度は近づいてくるものと考えられます。
つまり、1周間から10日に1回は台風による影響を受けることになりますので、覚悟を決めて出かける必要があると言えるでしょう。
実際にこの数字は決して恐れるものではなく、運の要素もありますよね。
どうしても台風は避けたいというのであれば、7月~9月の沖縄旅行は避けるという選択になりますが、観光のトップシーズンであるこの時期に訪れないというのは勿体無いことです。仮に直撃した時にどのような行動をとるべきかを決めておけば、それほど焦ることもなく満喫できるでしょう。
沖縄旅行を計画する時に台風を心配する方も多いでしょう!
いつ来るか正確な予想は不可能に近いです。
台風の時期を考えなかったためにせっかくの沖縄旅行が残念な結末を迎えるのはさけたいですね。
そこで以下の表は過去のデータを基にデータをまとめてみました。
沖縄への台風接近数
台風の中心が沖縄県の気象官署から300㎞以内に入った場合を「沖縄地方に接近した台風」としてます。
※接近は2か月にまたがる場合があり、各月の接近数の合計と年間の接近数とは必ずしも一致しません。
年 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
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2020 | 4 | 2 | 1 | ||||
2019 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | ||
2018 | 2 | 3 | 4 | 2 | 1 | 1 | |
2017 | 3 | 1 | 1 | 2 | |||
2016 | 1 | 1 | 4 | 1 | |||
2015 | 1 | 2 | 2 | 1 |
沖縄の島々
沖縄までの距離は東京から沖縄本島まで約1,600㎞。さらに宮古諸島は沖縄本島から約300㎞、八重山諸島は沖縄本島から約400㎞~500㎞離れています。八重山諸島にある日本最西端の与那国島は台湾まで約100㎞の近さにあります。沖縄県全体では、大小約360の島がありそれぞれ自然・伝統・文化が独自のものを持っています。気候・天候も島により違います。

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