ジュエリーアイスやフロストフラワーなど、冬限定の奇跡の絶景! 冬の北海道をめぐる道東観光2泊3日ドライブコース | 北海道 帯広・十勝・釧路・阿寒・根室・中標津 | おすすめ旅行プラン・モデルコース

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ジュエリーアイスやフロストフラワーなど、冬限定の奇跡の絶景! 冬の北海道をめぐる道東観光2泊3日ドライブコース

ジュエリーアイスやフロストフラワーなど、冬限定の奇跡の絶景! 冬の北海道をめぐる道東観光2泊3日ドライブコース

更新日:
2023年10月16日

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吐く息白く、眉毛も凍る極寒の大地、冬の北海道。だからこそ、他では味わえない、北海道ならではの自然の神秘に出会えるのも魅力の一つ。とりわけ道東は自然豊かで真冬だからこそお目にかかれる奇跡のスポットが目白押し! 今回はそんな道東の選りすぐりのスポットを2泊3日で周遊できるドライブコースをご紹介します。

1日目

1 とかち帯広空港

2 しかりべつ湖コタン

冬限定の幻の村!氷上温泉露天風呂やアイスバー、コンサートも楽しめる

しかりべつ湖コタン

北海道のちょうどおへそ、大雪山国立公園に位置する然別湖(しかりべつこ)は、標高約810mと道内でもっとも高い場所にある自然湖です。そのため、最低気温が氷点下30度を下回ることもあるという超極寒の地。そんな然別湖では、湖が全面凍結する真冬の1月下旬から3月上旬の約2ヶ月間だけ、氷上に氷の村が誕生します。それが「しかりべつ湖コタン」。「コタン」とはアイヌ語で集落や村を意味し、「イグルー」と呼ばれる雪のブロックを積み上げたかまくらのような丸い建物を作り上げます。コタンには氷上露天風呂やアイスカフェ・バー、コンサートホール、アイスチャペル、氷のグラスを作るアイスファクトリーから各種アクティビティ、果ては宿泊体験ができるアイスロッジまで用意されています。雪や氷に包まれた非日常の空間で味わう露天風呂やコンサートは忘れられない想い出になりますよ。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 しかりべつ湖コタン
住所 北海道鹿追町然別湖
電話番号 0156-69-8181(しかりべつ湖ネイチャーセンター)
アクセス ・車で、帯広方面からは約1時間半 ※糠平~然別湖間は冬期通行止め
・車で、旭川・富良野方面からは約2時間
営業期間・時間 1月下旬から3月上旬予定
・アイスカフェ 10:00~17:00
・アイスバー  20:00~22:00
・氷上露天風呂/足湯 男女共用6:30~18:00(男性専用18:00~20:00/女性専用20:00~22:00)
料金など 入場料 小学生以上500円(シーズンパス協賛金として)
平均滞在時間 1時間~1時間半
関連サイト しかりべつ湖コタン

約1時間20分

3 糠平湖のアイスバブル

これぞミラクル!氷のキャンバスに描かれた自然の芸術

糠平湖のアイスバブル

アイスバブルという自然現象をご存知ですか? 湖底から湧き出るガスの気泡が氷の中に層状に閉じ込められ凍結する現象で、湖面が全面凍結するような極寒の地ならではのミラクルな自然の造形美です。然別湖からもほど近い、上士幌町の人口ダム湖の糠平湖(ぬかびらこ)でもそのアイスバブルを見ることができますが、大雪が降り積もってしまうと隠れて見えなくなってしまいます。もし、晴れの日が続き、積雪が比較的少ない時期に当たれば、この美しいアイスバブルが見られる確率は高いでしょう。冬の糠平湖はワカサギ釣りも有名。そのために張られたテントの群れも冬の風物詩です。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 糠平湖
住所 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
電話番号 01564-4-2261(NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター直通)
アクセス ・車で、帯広方面からは約1時間半 ※糠平~然別湖間は冬期通行止め
・車で、旭川方面からは約2時間
営業期間・時間 ・ワカサギ釣りは12月下旬から3月上旬まで
料金など 入場無料
平均滞在時間 30分~1時間
関連サイト 上士幌観光協会

約30分

4 糠平湖のタウシュベツ川橋梁

冬に姿を表す幻の橋!季節によって浮き沈みする橋は日本でここだけ!

糠平湖のタウシュベツ川橋梁

アイスバブルを堪能したら、その先に見えるのはもう一つの糠平湖の名物「タウシュベツ川橋梁」。1937年に完成した旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋で、ダムの水量が少なくなる1月頃から凍結した湖の氷を割って姿を表し、水位が上昇する5月頃から再び沈みはじめ、夏頃には完全に湖底に沈んでしまいます。季節によって姿を現すこの橋はまさに「幻の橋」。スノーシューを履いて糠平湖を横断する有料ガイドツアーもありますが、滑りにくい靴であれば自力で横断も可能。今にも崩れ落ちそうな橋梁の姿は哀愁を帯びつつも迫力満点で、抜けるような青空と真っ白な雪をバックに冬ならではの絶景が楽しめます。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 タウシュベツ川橋梁
住所 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
電話番号 01564-7-7272(上士幌町観光協会)
アクセス ・車で、帯広方面からは約2時間10分 ※糠平~然別湖間は冬期通行止め
・車で、旭川方面からは約2時間半
営業期間・時間 ・湖上横断冬のタウシュベツツアーは1月上旬~3月上旬開催(所要3時間30分程度)
平均滞在時間 30分
関連サイト 上士幌観光協会

約1時間30分

5 帯広市内ホテル

2日目

6 帯広市内ホテル

5:30頃 早朝出発

約1時間

7 豊頃町のジュエリーアイス

朝日に照らされた氷のカケラはまさにジュエリー!

豊頃町のジュエリーアイス

近年、十勝エリアで話題のスポットが豊頃町の「ジュエリーアイス」。十勝川上流域で凍った氷が太平洋に流れ出し、河口で波にもまれているうちに角が取れ、まるでクリスタルのような輝きのある氷のカケラとなって波打ち際に打ち上げられているのです。太陽の光を浴びると、それはまさに自然がもたらした奇跡のジュエリー! 特にカメラ愛好家の間では朝日を浴びたジュエリーアイスが大人気で、早朝から多くの観光客が大津海岸に詰めかけています。とはいえ、真冬の豊頃町の平均気温はマイナス15度。早朝はマイナス20度を下回ることもあり、潮風を受けると体感はマイナス25~30度にも!寒さとの戦いですが、しっかり防寒して最高の一枚を撮ってみましょう。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 豊頃町ジュエリーアイス
住所 北海道中川郡豊頃町大津元町大津海岸
電話番号 015-578-7202(豊頃町商工観光課)
アクセス ・帯広市内から車で約1時間
・釧路市内から車で約1時間半
営業期間・時間 1月中旬~3月上旬頃まで
見頃は6:30~7:30
料金など 入場無料
平均滞在時間 1時間~1時間半
関連サイト ジュエリーアイス豊頃町

約1時間40分

8 鶴居村の鶴見台

こんなにたくさんの丹頂鶴が!美しい求愛ダンスもお見逃しなく

鶴居村の鶴見台

日本を象徴する鳥であり、千羽鶴や縁起物、昔話など、わたしたちの生活にもなじみ深い丹頂鶴。しかしその生息地は、日本では道東に限られているのをご存知ですか? かつては絶滅しかかった丹頂鶴ですが、懸命な給餌活動や保護活動の結果、毎年11月頃から3月頃まで、釧路湿原に近い鶴居村へたくさんの丹頂鶴が餌を求めに飛来してきます。その給餌場の一つが鶴見台。毎年冬の季節になると200羽前後もの丹頂鶴が集まります。その姿はまるで花鳥風月の日本画を見ているよう。2月半ばから3月にかけてが繁殖期で、番の鶴たちによる求愛ダンスが見られます。その鳴き声と羽を広げた鶴の舞は一見の価値ありですよ!

【観光地・店舗】の基本情報
名称 鶴居村の鶴見台
住所 北海道阿寒郡鶴居村字下雪裡
電話番号 0154-64-2114(鶴居村役場 産業振興課)
アクセス ・車で、帯広市内からは約1時間50分
・車で、釧路市内からは約40分
営業期間・時間 タンチョウが見られるのは11月から3月まで
※給餌時間朝と午後2時30分頃スタート
料金など 見学無料
平均滞在時間 30分~1時間
関連サイト 北海道鶴居村

約1時間

9 屈斜路湖の砂湯

湖畔に集まるオオハクチョウたち! 至近距離で一緒に撮影しよう

屈斜路湖の砂湯

湖すら全面凍結する厳寒の北海道。ただし、この屈斜路湖畔の砂湯に限っては絶対に凍りません。なぜなら、この砂地の下には温泉が流れているから。スコップで掘れば温水が湧き出るこの砂湯で暖を取るため、極寒のシベリアからオオハクチョウらが飛来してくるのです。これだけたくさんのオオハクチョウを目にする機会はそうそうありません。砂湯のオオハクチョウは人馴れしていて、至近距離で近づいてもそれほど警戒することなく、むしろ近づいてくることも。そのため、観光客はオオハクチョウとのセルフィー撮りに熱中!ぜひ決定的な一枚を撮ってくださいね。ちなみに、人間用の足湯も用意されているので、ブーツを脱いでぜひ温まってみてください。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 屈斜路湖の砂湯
住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖畔砂湯
電話番号 015-482-2940(弟子屈町役場 観光商工課)
アクセス ・車で、帯広市内からは約2時間40分
・車で、釧路市内からは約1時間40分
営業期間・時間 オオハクチョウの飛来は11月下旬から4月上旬まで
平均滞在時間 30分
関連サイト 弟子屈ナビ

約1時間半

10 阿寒湖畔温泉

3日目

11 阿寒湖畔温泉

約5分

12 阿寒湖上(フロストフラワーの観賞)

夜明け前に出発! 冬にしか咲かない氷の華「フロストフラワー」を見に行こう

阿寒湖上(フロストフラワーの観賞)

「冬にしか咲かない花」をご存知ですか? それは、ある一定の条件下でしか見ることができない氷の華、すなわち「フロストフラワー」です。フロストフラワーが発生する条件は3つ、①氷点下15度以下であること、②夜明け近くの早朝で、③無風状態であることです。この3つの条件がそろいやすいスポットが阿寒湖といわれています。薄氷の上の水蒸気が冷やされ結晶化したものがフロストフラワー。その繊細で可憐な姿に思わずうっとり。そして、日が昇り、気温の上昇とともに消えてしまうその儚さもまた魅力の一つですね。なお、フロストフラワーのある場所は氷が薄いため非常に危険です。阿寒湖で実施しているガイドツアーがいくつかありますので、ガイドに引率してもらい安全な形で奇跡の瞬間を探しに出かけてみてください。ツアー終了後ホテルに戻り温泉で体を温めてから帯広へ向いましょう。

【観光地・店舗】の基本情報
名称 阿寒湖
住所 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
電話番号 0154-67-3200(阿寒観光協会)
アクセス ・車で、帯広市内から約1時間40分
・車で、釧路市内から約1時間20分
営業期間・時間 フロストフラワーが見られる時期:12月~3月上旬
平均滞在時間 現地ツアーの所要時間は1時間~1時間30分程度
関連サイト 釧路・阿寒湖観光公式サイト「SUPER FANTASTIC Kushiro Lake Akan」

約2時間

13 とかち帯広空港

13時頃 到着!

道東冬の風物詩をめぐるドライブ旅、いかがでしたでしょうか。フライトの出発時間に余裕があれば、帯広市内中心部に立ち寄り、ぜひ名物の豚丼や十勝スイーツなど地元グルメを楽しんでみてください。冬限定のしばれる寒さの北海道だからこそ見ることができる奇跡の絶景たち。気候条件に左右されるスポットも少なくありませんが、だからこそ奇跡の瞬間に立ち会えたときがより尊く、みんなにも自慢できちゃいますね。冬の北海道の道は基本的に除雪されていますが、朝晩は特に路面が凍っている場合もあります。くれぐれも安全運転でドライブを楽しんでください。

コースマップ

1日目

  • 1 とかち帯広空港
  • 2 しかりべつ湖コタン
  • 3 糠平湖のアイスバブル
  • 4 糠平湖のタウシュベツ川橋梁
  • 5 帯広市内ホテル

2日目

  • 6 帯広市内ホテル
  • 7 豊頃町のジュエリーアイス
  • 8 鶴居村の鶴見台
  • 9 屈斜路湖の砂湯
  • 10 阿寒湖畔温泉

3日目

  • 11 阿寒湖畔温泉
  • 12 阿寒湖上(フロストフラワーの観賞)
  • 13 とかち帯広空港

このモデルコースに最適なツアーはこちら

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