10:00頃出発！

約1時間

雪山を散歩しながら氷点下の絶景に感嘆！

2,000m級の山々が連なる大雪山連邦。その主峰は、北海道最高峰でもある2,291mの旭岳です。アイヌ語では「カムイミンタラ（神々の宿る庭）」と呼ばれ古くから敬われてきました。麓から1,600m地点まではロープウェイが運行しており、凍えるほどの空気によって生み出される白銀世界の絶景を気軽に満喫できます。スキー等も盛んですが、おすすめはふわふわのパウダースノー上を散歩すること。麓のビジターセンターでスノーシューをレンタルできるため、雪にも埋まらず噴気孔の近くまで歩いて行けます。ガイドツアーもありますので、初心者の方も心強いですね。数時間は極寒の中に身を置くことを覚悟して防寒装備をしっかりと。天候にも十分注意しましょう。

約3分

16:00頃到着 雪山で遊び疲れたら、温泉で癒しのひとときを

旭岳の表玄関に位置する旭岳温泉。大渓谷の中を旭岳ロープウェイに向けて上っていくと、ビジターセンター手前、標高1,100m地点に温泉宿が建ち並んでいます。大型の山岳リゾートホテルから、山小屋風のロッジまで、宿によってスタイルは様々ですが、どの宿も天然温泉が完備され、上質の湯が自慢。寒さ厳しい旭岳でたっぷり遊んだ後、冷え切った体を温めるのに最適な場所です。大自然に囲まれた山麓の静けさの中、ゆったりと熱いお湯に浸れば体も休まることでしょう。

9:30頃出発

約50分

名物ペンギンのお散歩はスケジュールを事前に押さえて！

積雪期のみに実施されるペンギンのお散歩が目玉。檻から出たペンギンたちがゆっくり歩いていく様子を目の前で観察できます。コースは30分程度、通常1日2回の開催なので、見逃さないようスケジュール管理は必須です。また、雪と同化する真っ白なシロフクロウや雪を掘って寝床を作るホッキョクグマ、黒っぽい夏の毛から一転、白い毛に覆われるホッキョクギツネなどに出会えるのも冬ならではの見どころ。毎朝10時には、もぐもぐタイムと称した各動物へのエサやり時刻が提示されるので、狙いを定めて回り方を決めるのも良いでしょう。園内には食堂やショップも点在していますので、昼食休憩も挟んでのんびりしてはいかがでしょうか。

約1時間40分

冬の湖上で楽しいおいしいわかさぎ釣り

旭川を離れ札幌方面へと車で向かう途中、気軽に立ち寄れる三日月形の湖。凍った湖上に穴を開けて釣り糸を垂らし、雪上で椅子に座って魚をじっくり待つ真冬ならではの光景、わかさぎ釣りが体験できます。釣った魚を天ぷらにしてもらえば、新鮮な釣りたてのおいしさも味わえ、一石二鳥です。他にも、雪上を爽快に滑るバナナボートやダイナミックに走る4輪バギーなど、大人も子どももたっぷり楽しめる冬限定のアクティビティが盛りだくさんな穴場、しのつ湖。ぜひ寄り道してみてください。

約1時間

きらめく公園の鮮やかな色彩に染まって

その名の通り、車道に挟まれた大きな通りに、西1丁目から13丁目まで約1.5㎞に渡って続く横長の公園。札幌の中心に位置し、市民の憩いの場というだけでなく、年中イベント会場としてにぎわいます。冬は2月初旬の雪まつりが有名ですが、12月には本場ドイツさながらのクリスマスマーケットや何十万個もの電飾に彩られるホワイトイルミネーションも人気。日没後にキラキラと輝く公園へと足を運んでみましょう。

約3分

穴場スポットから全体を写真に納めよう

北海道大学の前身である札幌農学校の演舞場として、1878年に建てられた時計台。国の重要文化財に指定されており、現在では資料館としての役割を果たしています。記念撮影は時計台に向かって右斜め下の角度からがおすすめです。さらに、向かいのビル2階には誰でも入れる穴場のテラスもありますので、時計台全体を写真に納めたい方はぜひお試しください。

約1時間

18:30頃到着 雪景色を愛でながら味わう大地の恵み

2日目の宿泊は札幌屈指の温泉街、定山渓温泉で。札幌市内とはいえ、そこは市街地から離れた山林地帯、豊平川が静かに流れる渓谷に位置しています。泉源は56カ所あり、川岸や川底の岩盤の割れ目から60～80度のお湯が豊富に自然湧出。大自然に囲まれた風情ある温泉につかれば、冷えた体も芯から温まることでしょう。特に雪を見ながらの露天風呂は格別です。冷たい空気が熱々のお湯と調和して心地良く癒しを与えてくれます。ホテルや旅館をはじめ数多くの保養施設が集まっていますので、予約の際にはお料理プラン等も比較してはいかがでしょうか。

9:00頃出発

約30分

真っ白な雪に包まれて、味わう彫刻の冬の顔

北国の自然と芸術が調和する、芸術の森野外美術館。自然あふれる広大な敷地に64作家74点の彫刻が展示されており、その多くは国内外の作家が実際にこの地を訪れ、札幌の気候や地形等に基づいて各々の場所のために、新たに制作されたものです。例年11月上旬から4月下旬の間は冬季休館となりますが、1月から3月には一部無料開放され、雪上の野外彫刻を回る「芸森かんじきウォーク」が開催されます。かんじきはレンタルできますので、冬空の下、伝統的なかんじきを履いて一風変わった芸術鑑賞へと繰り出しましょう。

ランチで手ごろに！北海道グルメに舌鼓

最終日までこだわりたいランチ。レンタカー移動の利点を生かして、郊外の駐車場もある店舗を選ぶのはいかがでしょうか。1,000円～1,500円程度の予算で食べられるお得な寿司セットや行列のできるラーメンのほか、新たに定番化したご当地グルメとしてスープカレーも人気です。それぞれお店によってオリジナリティがありますので、下調べをしっかりしてお気に入りを見つけましょう。ラム肉がメインの北海道名物ジンギスカンは夕食のイメージが強いですが、ランチ営業を行っている店もありますよ。迷うほどにおいしい北海道グルメを存分にご賞味ください。

約1時間

開拓時代へタイムスリップ！厳しい冬の暮らしを体験

北海道開拓時代の建造物を移築及び復元した野外博物館。わらじ等のわら細工や、竹スキー、豆鉄砲等の伝統遊具づくりなども企画され、当時の暮らしを体験するとともに、先人の知恵や工夫を学ぶことができる施設です。例年1月上旬から3月中旬の期間限定で開催される「冬の生活体験」には、予約なしで参加可能。竹スキーや木製そりなど昔ながらの雪遊びを楽しめたり、除雪道具や生活道具の展示もあり明治から昭和初期にかけての開拓時代の冬の暮らしに触れられます。12月の積雪時から3月までの週末は「馬そり」で村内を回ることもできる、風情あふれるスポットです。

約1時間15分

湖水のブルーが生み出す幻想的な氷の世界へ

新千歳空港へ向かうその前に、立ち寄りたいのが支笏湖（しこつこ）。日本最北の不凍湖で、その深く透き通る水の透明度は支笏湖ブルーとも称されます。1月下旬から2月中旬にかけては氷濤まつりが催され、湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた大迫力の氷のオブジェが立ち並び、昼は青みがかった美しさ、夜は色とりどりのライトアップで幻想的な世界へと導いてくれます。厳しい寒さを生かした北国ならではの芸術をご堪能ください。

約40分