奄美群島のひとつ!徳之島おすすめツアー
徳之島
青い海と迫力の闘牛、そして世界自然遺産の島
Feature
「徳之島」の魅力
徳之島は、鹿児島市から南へ約468キロも離れた南西諸島の島で奄美群島のほぼ中央に位置属する離島の1つ。本土からの直行便がなく、観光開発はされていない豊かな自然と素朴な南の島の文化が味わえる数少ない希少な島。気候は年間を通して温暖な気候。となりの奄美大島は雨が非常に多く日照時間が短いのに対し、徳之島の雨量は全国平均より少し多い程度で、 日照時間も日本の平均とほぼ変わりません。周囲は約80kmで車で一周すると2時間半くらいはかかります。美しい白い砂浜や切り立ったダイナミックな岩壁など、個性豊かな海岸は海の透明度が高く、色とりどりの熱帯魚やウミガメ、冬にはザトウクジラなど見ることができます。
世界自然遺産
「奄美大島、徳之島、沖縄県北部及び西表島」
2021年7月「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されました。世界の生物多様性ホットスポットの一つで、日本の中でも生物多様性が突出して高い地域です。北部の天城岳や中央部にある島内最高峰の井之川岳から犬田布岳にかけて広がる山塊が亜熱帯多雨林に覆われ、その豊かな自然には、徳之島にしかいないオビトカゲモドキ、トクノシマトゲネズミ、奄美大島や徳之島にしかいないアマミノクロウサギなど世界的に希少な動植物の生息地・生育地になっています。徳之島ではアマミノクロウサギ観察小屋があり、野生のアマミノクロウサギが実際に動いている様子を動画で見ることができます。希少な動物の多くは夜行性なので夜に観察に行く場合はナイトツアーに参加しましょう。
全国的にも一目置かれている「闘牛」
徳之島の闘牛は、闘牛大会が開催されている各地の中で「最も熱い!」と言われ、全国的にも一目置かれています。その理由は、なんと言っても牛同士がぶつかりあう迫力と激しい技の攻防、勢子、応援団、観客の視線がその奮闘に注がれる一体感とともに、場内が熱気に覆われる事に尽きます。大会は、初場所(1月)・春場所(5月)・秋場所(10月)の年3回の6場所で「全島大会」が開催され、幼児から高齢者まで、島内人口の一割を超える3,000人余りの老若男女が詰めかけ熱戦を堪能します。ちなみに闘牛の勝負は逃げ出したほうの牛が負けとなり、数十秒で決まることも、延々と約30分以上も闘い続けることもあります。
徳之島
おすすめ観光スポット
徳之島なくさみ館
島一番の広さの闘牛場!名物の闘牛を見るならばここ。大きいものでは1000kgを超す牛同士の、激しいぶつかり合いは正に手に汗を握る真剣勝負です。闘牛の試合が行われていない時でも、見学は可能です。
アクセス:空港から車で約45分
犬田布岬
奄美十景の一つで広々とした紺碧の海とギザギザと鋭く切り立つ断崖との雄大な景色のコントラストが魅力。岬の突端には青々と自生した芝生の中に合掌する人間の手をかたどった戦艦大和の慰霊塔がある。
アクセス:空港から車で約35分
金見崎ソテツトンネル
樹齢300年のソテツの群生でできた約200mのトンネル状のアーチは南国ムード満点。トンネルを抜けた先にある金見崎展望所からは大パノラマが広がり「太平洋」と「東シナ海」の2つの海を同時に見渡せる。
アクセス:空港から車で約30分
ムシロ瀬
海岸にムシロを敷き詰めたような巨岩が連なっており、サンゴ礁の岩の多い奄美群島では珍しく花崗岩が広がり壮大な景観が見られる。北風が吹きつけるので、冬場は特に豪快なしぶきが上がる。
アクセス:空港から車で約20分
樹齢300年ガジュマル
阿権のガジュマルは樹齢300年を超えると言われており、大きさは島内随一。繁殖力の強さから「幸運の木」とも呼ばれている。また、サンゴ礁の石を使い、緻密に組み上げた石垣は、城(ぐすく)を思わせる。
アクセス:空港から車で約45分
ウンブキ(湾屋洞窟)
鍾乳洞の沈下によって海底とつながり、海底洞窟に海水、地下水、川の水が混ざり特殊な環境が形成された。陸と海が融合して神秘的な空間が広がり、水面もエメラルドグリーンでとても幻想的。
アクセス:空港から車で約2分
犬の門蓋
隆起サンゴ礁が長年にわたる浸食によって創られた奇岩の一つ。2つの大きな洞門が眼鏡をくり抜いたように見えることから「めがね岩」と呼ばれる。見える風景は海と空が見渡せて夕日がとても綺麗なスポット。
アクセス:空港から車で約15分
母間ハート
土建業の方が遊び心で作ったと言われている母間池間の防波堤にあるハート型の穴は写真映えスポットとして人気。砂浜への階段「幸せ階段」を下りてハートの中心に立ち海をバックに撮影するのがポイント!
アクセス:空港から車で約20分
徳之島
島グルメ・郷土料理
鶏飯(けいはん)
鶏肉、錦糸玉子、甘辛く煮た椎茸、お漬物(紅ショウガ等)をご飯にのせ、地鶏のスープをかけて食べる茶漬けのようなもので奄美郷土料理の代表格。さっぱりとした中にも鶏の濃厚な旨みがたまらない味。
卵おにぎり
徳之島で古くから愛されている薄焼き卵でくるんだおにぎり。スーパーやコンビニに必ずあるソウルフード。定番のシンプルな塩むすびにくるんだものや豚みそなどを具に入れても美味しい。
ふり茶
仲間たちとの語らいの場などで親しまれてきた庶民の伝統文化。手桶に注いだ玄米茶を竹製の茶せんでふんわりとした泡が立つまで泡立て、なみなみ湯飲みへ注がれるふり茶は、香り高くまろやかな逸品。
純黒糖
サトウキビの純粋なしぼり汁を100%使って作られた製品のみが純黒糖。黒糖本来のクセがわかるのが特徴で、ミネラルが豊富に含まれるため栄養補給としてそのまま食べます。
Recommend
徳之島観光に最適!
おすすめツアー
航空券+宿泊のみ
(オプションにて追加可能)
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徳之島アクセス情報
鹿児島、奄美大島、那覇(経由)から徳之島! 早く行くには飛行機がおすすめ!
徳之島へ行くには、フェリー、飛行機ともに鹿児島、奄美大島、那覇を経由します。飛行機利用は鹿児島空港から1日4便出ているので乗換には便利で約1時間のフライトです。奄美大島空港からは1日2便、那覇空港からは沖永良部空港経由で1日1便出ています。フェリー利用は鹿児島新港~沖縄本島をつなぐ鹿児島航路を利用します。奄美大島と那覇発は早朝出港するフェリーのため、現地で1泊する必要があります。鹿児島から出港するフェリーは夜出航するため船で1泊します。
FAQ
よくあるご質問
海を楽しむ旅行は、梅雨明けの6月下旬から10月上旬がベストシーズンです。ただし、台風の時期と重なりますのでご注意ください。森や集落の散策を楽しむ旅行は、暑すぎない秋や3月から4月の新緑の季節がおすすめです。特に4月から梅雨入り前の5月上旬までは穏やかな晴天が続き気温も上昇しはじめるので気持ちいい季節です。冬は人も若干少なく涼しいので観光名所をめぐる旅行には適しています。
旅行日数のおすすめは2泊3日です。しかし奄美大島からフェリーで行き来する場合には日帰りも可能です。 朝について夕方発なので、レンタカーで主要スポットをめぐって楽しむことができます。
レンタカーの利用が一番便利でしょう。島内の外周をぐるっと一周巡っている路線バスは本数が少なく、タクシーは空港や港で待機しているタクシーに乗るか、ホテルやお店などに配車をしてもらう形になります。レンタバイクやレンタサイクルがありますが、アップダウンの多い地形であり、風や雨が強い日などの悪天候もあるため注意しましょう。
まずはここにしかいない動物たちに会えるナイトツアーがあすすめ。認定エコツアーガイドとともに、島に生息する生き物を観察。アマミノクロウサギに出会えるかもしれません。観察地域は山の中の為、満点の星空を眺めて天体観測もできます。地元住民や闘牛と触れ合えるプランもあります。もちろんきれいな海と体験できるの海のアクティビテイ、SUPやダイビング、シュノーケリングは外せません。
5月~9月は半袖、10月~4月は長袖です。12月~2月は、薄いダウンジャケット等が必要なぐらい寒い日もあります。春や秋は日によって気温差が大きく、また、朝晩は冷えますので、風除けのウィンドブレーカー等を一枚お持ちになると良いと思います。夏は日差しが強烈なので、帽子、UVカット機能のある長袖シャツ等をお持ちください。
6月下旬から7月上旬に梅雨明け、梅雨が明けると、太陽が顔を出し、非常に強い日差しとなります。台風の当たり年などは毎週台風が通過していくこともあります。長い夏が終わるのは10月ごろで、紅葉はありません。季節風が南風から北風に数日おきに変わり、寒暖差が出てきます。冬の到来は12月中旬くらいです。