小笠原・南島への行き方と上陸ルール|ガイド必須の世界遺産・絶景ツアー

父島の近くに浮かぶ南島!

父島の南西、ボニンブルーの海にぽっかりと浮かぶ小さな無人島「南島(みなみじま)」。そこは、小笠原を訪れる旅行者の誰もが「絶対に上陸したい」と憧れる、まさに一生に一度は見たい絶景の宝庫です。

隆起石灰岩(りゅうきせっかいがん)からなる独特の地形は、2008年に「小笠原南島の沈水カルスト地形」として国の天然記念物に指定され、「新東京百景」にも選ばれました。鋭く尖った純白の岩肌と、目を奪われるほど青い海とのコントラストは、まるで別世界に迷い込んだかのような圧倒的な美しさです。

南島でしか見られない!3つの奇跡の絶景

南島に上陸したら、絶対に押さえておきたい必見のスポットがあります。

1. 扇池(おうぎいけ)|南島のシンボル的絶景

石灰岩の岸壁がぽっかりと扇状に空き、そこから透き通ったボニンブルーの海水が流れ込む神秘的な入り江です。白い白雲母(しろうんも)の砂浜との美しいグラデーションは、小笠原を代表する絶景として数々のポスターやパンフレットを飾っています。

2. ヒロベソカタマイマイの半化石|約1000年前の時を止めた砂浜

真っ白な砂浜には、約1000〜2000年前に絶滅した固有種のカタツムリ「ヒロベソカタマイマイ」の白い殻(半化石)が無数に転がっています。持ち帰ることは固く禁じられており、この手付かずの風景そのものが世界遺産の証です。

3. 貴重な海鳥やウミガメの繁殖地

南島は、カツオドリなどの海鳥や、アオウミガメの大切な繁殖地(産卵場所)でもあります。大自然の営みを間近で感じられる、生命の息吹に満ちた島です。

上陸前の必須知識|南島は「選ばれた人」だけが立ち入れる特別な場所

南島は、そのあまりにも貴重でデリケートな自然環境を守るため、日本で最も厳しいレベルの入島ルールが設けられています。この厳格なルールこそが、南島の美しさを保ち続けている理由であり、上陸できた時の感動を何倍にも高めてくれます。

【南島への上陸ルールと注意点】
東京都自然ガイドの同行が必須

個人での上陸は一切できず、専用の腕章を着用した「東京都自然ガイド」が同行するツアーへの参加が必須です。決められたルートのみを歩き、ガイドの指示に従って自然を観察します。

1日最大100人、滞在2時間までの制限

来島者が多い時期でも、島へのダメージを防ぐために1日の上陸人数は最大100人、滞在時間は最大2時間と厳格に制限されています。(※定員に達した場合は上陸できないため、ツアーの事前予約が強く推奨されます)

入島禁止期間(毎年11月上旬〜2月上旬)

植生の回復保護のため、冬期(約3ヶ月間)は誰も島に立ち入ることができません。この期間にご旅行される方は、上陸ではなく「船上からの景観ウォッチング」となります。

上陸時の足元について(健脚向け)

南島には人工的な桟橋がありません。船の先端(バウ)から、波のタイミングを見計らってゴツゴツとした石灰岩の岩場へ直接飛び移るように上陸します。そのため、滑りにくい靴(マリンシューズ等)が必要であり、足元に不安がある方(小さなお子様やご高齢の方など)は、安全上の理由から上陸が難しい場合がございます。


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南島への上陸・ツアーに関するよくあるご質問(FAQ)

  • 南島へは個人で行くことはできますか?

    いいえ、個人での上陸は禁止されています。貴重な自然環境を守るため、東京都が認定した「東京都自然ガイド」が同行するツアー(ボートツアーやシーカヤックツアーなど)への参加が必須となります。また、1日の上陸人数が最大100名までと制限されているため、ご旅行の予定が決まり次第、早めにツアーを予約することをおすすめします。

  • 小さな子供や高齢者でも上陸できますか?

    南島には桟橋がなく、波で揺れる船の先端から、海上のゴツゴツとした尖った石灰岩の岩場へ飛び移るようにして上陸します。そのため、足腰に不安のある方や、一人で岩場を歩くのが難しい小さなお子様の場合、安全上の理由から船長の判断で上陸をお断り(船上での待機)する場合がございます。

  • 島内にトイレや自動販売機、日陰で休める場所はありますか?

    南島は手付かずの自然を残す特別な無人島のため、トイレ、自動販売機、休憩所などの人工物は一切ありません。また、日差しを遮る木陰もありません。上陸前には必ず船のトイレを済ませておき、多めの飲料水を持参し、帽子やラッシュガードなど万全の日焼け対策をして上陸してください。

  • どのような靴や服装で上陸すれば良いですか?

    鋭く尖った石灰岩の上を歩くため、裸足やビーチサンダルでの上陸は大変危険です。かかとがしっかり固定されて滑りにくい「マリンシューズ」や、スポーツサンダル、島内で購入できる「ギョサン」の着用が必須です。また、白い砂浜に転がっているヒロベソカタマイマイの半化石を踏まないよう、ガイドの指示したルート(決められた石の上)だけを歩いてください。

  • 1年を通していつでも上陸できますか?

    いいえ、毎年11月上旬から2月上旬までの約3ヶ月間は「入島禁止期間」となり、原則として誰も上陸することができません(※年末年始の特定期間のみ例外あり)。この期間に小笠原へご旅行される場合は、南島への上陸はできず、船上から南島の美しい景観を眺める「ウォッチングツアー」となります。

Information

東海汽船
インフォーメション

伊豆大島・新島・式根島・神津島・
三宅島・八丈島

小笠原海運
インフォーメション

小笠原諸島


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