新島/おすすめ観光地一覧
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新島の自然がつくり出した、まさに絶景——
それが「白ママ断崖(しろママだんがい)」です。
地元では“シークレットポイント”とも呼ばれるこの場所。
高さ30m〜250mもの真っ白な断崖が、なんと約7kmにもわたって続いています。
「ママ」とは、新島の方言で「崖」のこと。その名の通り、目の前にそびえ立つのは火山灰が固まってできた巨大な白い壁。まるで時間が止まったかのような、静かな迫力に包まれます。
■どこから見る?白ママ断崖の楽しみ方
白ママ断崖は、下から見上げるルートと上から見渡すルートの2通りがあります。
・下から見るには… 羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)の奥、砂浜を歩いていくとその姿が目の前に現れます。ただし、波や風雨による浸食が激しく、崖の下は非常に危険な場所。手前から安全に眺めるようにしましょう。
・上から見るには… 大峰山の登山道を利用して、上から白ママ断崖を一望することも可能です。こちらも足元に注意しながら、自然と向き合う心持ちで。
※いずれにせよ、崖の奥に入り込むことは絶対にやめてください。自然は美しくもあり、時にとても厳しいのです。
青い海と白い断崖。ここでしか見られない“新島ブルー”
青く透き通った海と、真っ白な断崖のコントラスト。
ただただ「すごい…」としか言葉が出てこない景色が、そこには広がっています。
実はこの白い断崖と同じ岩が、新島全体の白い砂浜をつくっている秘密。羽伏浦海岸もこの岩の恩恵を受けて、まるで南国のような白砂ビーチが続いています。さらに、この岩はなんと、イースター島の“モアイ像”にも似た有名なモニュメントの材料としても使われているんです! -
🌊 和田浜の特徴
美しい星空スポット:和田浜は、夜になると満天の星空が広がることで知られています。都会の喧騒から離れ、静かな浜辺で星空を眺めるのに最適な場所です。
サーフィン・ボディボード向け:和田浜海岸は遊泳禁止ですが、サーフィンやボディボードは可能です。東からのオフショア風が吹くビーチブレイクのポイントで、初心者から中級者向けの波が楽しめます。
自然環境の保全:和田浜の砂浜には海浜植物が生育しており、自然環境の保全が図られています。また、人工リーフの整備により砂浜の侵食が抑えられているとされています。
⚠️ 注意点
遊泳禁止:和田浜海岸は遊泳禁止となっており、海水浴はできません。サーフィンやボディボードを楽しむ際も、安全に十分注意してください。
和田浜は、美しい星空やサーフィンを楽しむのに適した、静かで自然豊かなビーチです。訪れる際は、自然環境の保全に配慮しながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。
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新島の「モヤイ像」は、島の特産である「コーガ石(抗火石)」を素材に、地元のアーティストや住民が制作したユニークな石像群です。
イースター島の「モアイ像」をモデルにしつつも、新島独自の文化や精神が込められています。
🪨 コーガ石とは?
コーガ石は、新島とイタリアのリーパリ島でのみ採掘される希少な火山岩で、軽量かつ加工が容易な特性を持ちます。この石は、建築材や彫刻の素材として古くから利用されており、モヤイ像の制作にも適しています。
🗿 モヤイ像の由来と意味
「モヤイ」という名称は、イースター島の「モアイ像」に由来しつつも、新島の方言で「力を合わせる」「助け合う」といった意味を持つ「もやい」から名付けられました。これは、島民の協力と連帯の精神を象徴しています。
📍 新島内のモヤイ像スポット
新島には50体以上のモヤイ像が点在しており、特に「モヤイの丘」には多くの像が集まっています。これらの像は、プロの彫刻家や島民、観光客によって制作され、さまざまな表情やデザインが楽しめます。
🏙️ 渋谷のモヤイ像との関係
渋谷駅西口にあるモヤイ像は、1980年に新島村が東京都への移管100周年を記念して寄贈したものです。
この像もコーガ石で作られており、現在は渋谷フクラス西側広場に移設されています。
新島を訪れる際は、島内に点在するモヤイ像を巡りながら、島の自然や文化、そして人々の温かさを感じてみてください。 -
新島村博物館は、東京都新島村に位置する、島の自然・歴史・文化を総合的に紹介する施設です。
新島の特産であるコーガ石を積み上げたピラミッド型の建物が特徴で、島のシンボル的存在となっています。
🖼️ 展示内容
1階:自然と歴史の常設展示
新島・式根島の地質と成り立ち:電子パネルと音声ガイド(日本語・英語)で解説。
コーガ石とリパリ島の軽石の比較展示:成分比較表もあり、地質学的な視点からの展示。
化石や砂浜の成り立ちの解説:新島の砂浜を構成する成分を細かく展示。
島の生物紹介:鳥や昆虫など、新島村の生き物を画像で紹介。
田原遺跡のジオラマ:新島・田原遺跡から出土した配石遺構を再現。
古文書や流人帳の展示:1668年から1871年までの204年間にわたる流人帳(複製)や、豊臣秀吉の「禁制」などを展示。
流人絵師の作品展示:英一蝶や宮川一笑、懐月堂安度の作品を紹介。
2階:サーフィン文化と特別展示
60年代の手作りサーフボード展示:新島のサーフィン文化の歴史を紹介。
👨👩👧👦 家族連れにもおすすめ
館内には、折り紙やお手玉、新島かるたなどで遊べるスペースがあり、雨の日や小さなお子様連れでも楽しめます。
新島村博物館は、新島の自然や歴史、文化を深く知ることができるスポットです。観光の前に立ち寄ることで、島の滞在がより充実したものになるでしょう。
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渡浮根展望台(とぶねてんぼうだい)は、新島の北部、若郷(わかごう)地区に位置する静かな展望スポットです。コーガ石で造られたアーチが目印で、若郷漁港や集落、さらに海の向こうに利島(としま)を一望できます。
🌄 特徴と見どころ
絶景のパノラマビュー:展望台からは、若郷漁港や集落を眼下に、晴れた日には遠く利島まで望むことができます。
コーガ石のアーチ:新島特産のコーガ石で造られたアーチが特徴的で、写真映えするスポットとしても人気です。
静かな雰囲気:周囲は自然に囲まれており、静かで落ち着いた空気感が漂っています。
アクセス:新島港から車で約15〜25分。若郷地区へは長いトンネルを通る必要があり、自転車での通行は禁止されています。レンタカーや村の無料バス「ふれあいバス」を利用するのがおすすめです。
駐車場:展望台付近に駐車スペースがあります。
📝 おすすめの楽しみ方
夕日や星空観賞:展望台は夕日や星空の観賞スポットとしても知られています。
周辺の散策:展望台から若郷前浜海岸や淡井浦海岸へも徒歩でアクセス可能です。
飲食の準備:若郷地区には飲食店が少ないため、事前にお弁当や飲み物を用意しておくと安心です。
渡浮根展望台は、新島の自然と歴史を感じられる絶景スポットです。訪れる際は、自然環境の保全に配慮しながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。 -
新島の「ボロ桟橋」は、本村地区の前浜海岸に位置する、穴あきの桟橋で、通称「ボロ桟」として親しまれています。その独特な風貌から、フォトジェニックな映えスポットとして知られ、特に夕暮れ時には多くの人々が訪れます。
📸 ボロ桟橋の魅力
フォトジェニックなスポット:穴の開いた桟橋が海に向かって伸びる姿は、写真映えする風景として人気があります。
夕日の名所:夕暮れ時には、桟橋越しに沈む夕日が美しく、地元の人々や観光客が集まるスポットとなっています。
ボロ桟橋は、新島の自然と歴史を感じられるスポットです。訪れる際は、自然環境の保全に配慮しながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。 -
新島の「石の動物園」は、新島村檜山地区に位置するユニークな屋外彫刻公園で、新島特産の「コーガ石(抗火石)」を使って制作された30体以上の動物彫刻が並んでいます。象やライオン、猿、カメなど、子どもたちに親しみやすい動物たちがリアルかつ可愛らしく表現されており、訪れる人々を楽しませています。
🐾 特徴と見どころ
コーガ石の彫刻:新島で採れる軽量で加工しやすいコーガ石を使用し、動物たちの特徴を細部まで表現した彫刻が魅力です。
遊具の併設:滑り台やアスレチックなどの遊具もあり、子どもたちが遊びながら楽しめるスポットとして人気です。
静かな環境:都立羽伏浦公園や羽伏浦キャンプ場に隣接しており、自然に囲まれた静かな環境でゆったりとした時間を過ごせます。
「石の動物園」は、家族連れや自然を楽しみたい方におすすめのスポットです。新島の自然とアートが融合したこの場所で、心温まるひとときをお過ごしください。 -
新島にある「十三社神社(じゅうさんしゃじんじゃ)」は、伊豆諸島最大規模を誇る神社で、新島の総鎮守として島民に親しまれています。「明神さま」とも呼ばれ、島の歴史と文化を象徴する存在です。
🕊️ 歴史と由緒
十三社神社の創建は592年頃と伝えられていますが、正確な時期は不詳です。伊豆諸島の開拓神である事代主命(ことしろぬしのみこと)とその御子・大三王子明神をはじめとする13柱の神々を祀っており、これが社名の由来となっています。1649年の火災により現在地に遷座され、1718年には神祇官より「正一位」の神階を授けられました。現在の本殿は1933年、拝殿は1940年に再建されたものです。
⛩️ 祭神
主祭神は事代主命で、以下の12柱の神々を合祀しています:
大三王子明神
弟三王子明神
御蔵沢明神
泊御途口大后明神
野伏若御子明神
早嶋太前御前明神
若郷宮造明神
淡井姫后明神
冨蔵根后明神
鵜渡根后明神
鉈折御子明神
瀬戸明神
また、天照皇大神、八幡大神、春日大神、東照宮も配祀されています。
🎎 例大祭と神事
毎年12月8日に行われる例大祭では、「神楽」と「獅子木遣り」が奉納されます。特に「獅子木遣り」は、雄雌2頭の獅子が木遣りの歌に合わせて舞う珍しい神事で、東京都の無形民俗文化財に指定されています。この伝統は、子供たちによる「子獅子」の舞などを通じて継承されています。
十三社神社は、新島の歴史と文化を感じられる貴重なスポットです。訪れる際は、自然と調和した神聖な空間で、静かなひとときをお過ごしください。 -
黒根海岸(くろねかいがん)は、新島港に隣接する新島の玄関口に位置するビーチで、アクセスの良さと充実した設備から、観光客や家族連れに人気のスポットです。
🌊 特徴と魅力
白砂の遠浅ビーチ:コーガ石を含む白砂が広がる遠浅の海岸で、波が穏やかで泳ぎやすく、家族連れにも適しています。
高い透明度:夏季には黒潮の影響で海水の透明度が増し、シュノーケリングにも適した環境となります。
桟橋での釣り:海岸に面した桟橋では釣りを楽しむことができ、海水浴以外のアクティビティも充実しています。
🏖️ 設備とサービス
船客待合所:海岸近くには船客待合所があり、屋外シャワー、トイレ、自動販売機、売店などが整備されており、快適に過ごすことができます。
夏季の安全対策:例年7月下旬から8月末まで、日除け(ヒリー)が設置され、8月中はライフセーバーが常駐し、遊泳区域がブイで区切られるなど、安全対策が施されています。
黒根海岸は、新島到着後すぐに立ち寄れる利便性と、白砂の美しいビーチ、充実した設備が魅力のスポットです。海水浴や釣り、のんびりとした時間を過ごすのに最適な場所として、多くの人々に親しまれています。 -
「光と風と波の塔」は、新島港の船客待合所前の広場に位置する、コーガ石で造られた象徴的な塔です。その名の通り、自然の要素を感じられる場所として、多くの観光客に親しまれています。
🌅 特徴と見どころ
展望スポット:塔の上部からは、地内島、三郎浜、湯の浜露天温泉などを一望できるパノラマビューが楽しめます。
BBQ施設:1階の室内にはBBQ施設があり、屋内外でバーベキューを楽しむことができます。利用は無料ですが、事前予約が必要です。
コーガ石の建築:新島特産のコーガ石を使用した建築で、島の自然と調和したデザインが特徴です。
🔔 利用時の注意点
BBQ施設の利用:炭や網、食材などのレンタルや販売は行っていないため、必要なものは各自で準備してください。
風対策:塔の上部は風が強いことがあるため、帽子などが飛ばされないよう注意が必要です。
「光と風と波の塔」は、新島の自然と文化を感じられるスポットです。訪れる際は、展望やBBQを楽しみながら、島の魅力を存分に味わってください。 -
新島親水公園(しんすいこうえん)は、新島の中央からやや南西に位置する、コーガ石と水をテーマにした美しい公園です。敷地内には、自然と調和したレストハウスも併設されており、観光や散策の合間にリラックスできるスポットとして親しまれています。
🌿 特徴と魅力
コーガ石のアーチと噴水:新島特産のコーガ石を使用したアーチ状のオブジェが特徴で、その手前には岩山から水が流れ落ちる美しい噴水があります。これらのデザインは、石と水の調和をテーマにしています。
親水空間:公園内には水辺の遊歩道や池があり、訪れる人々が水と触れ合いながら自然を楽しむことができます。
レストハウス「みんと」:公園内には「みんと」というレストハウスがあり、明日葉と島のりのパスタや赤イカのサラダライスなど、新島の新鮮な食材を使用した料理を楽しむことができます。また、テイクアウトメニューもあり、ピクニック気分で公園内で食事を楽しむこともできます。
新島親水公園は、自然の美しさと島の文化を感じることができる場所です。散策や食事を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 -
羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)は、新島の南端に位置する約7kmにわたる美しい白砂のビーチで、島内でも特に人気の高い観光スポットです。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が織りなす景観は、訪れる人々を魅了します。※羽伏浦海岸全域は遊泳禁止です(サーフィン・ボディボードは可)。
🌊 特徴と魅力
長大な砂浜:約7kmにわたる白砂のビーチが広がり、散歩やジョギングに最適です。
自然の美しさ:周囲には自然豊かな風景が広がり、リラックスした時間を過ごすことができます。
羽伏浦海岸は、新島の自然美と海の魅力を存分に楽しめるスポットです。訪れる際は、日焼け対策や水分補給を忘れずに、安全で楽しい時間をお過ごしください。
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新島の「湯の浜露天温泉(ゆのはまろてんおんせん)」は、古代ギリシャ風の建築様式と美しい海の景観が魅力の、無料で24時間利用可能な混浴の露天温泉です。新島港から徒歩約10分の距離にあり、観光客や地元の人々に親しまれています。
🏛️ 特徴と施設概要
建築様式:新島特産の「コーガ石」を使用し、古代ギリシャ風の建築が特徴です。
浴槽の種類:大小6つの湯壺があり、熱湯からぬる湯、足湯までさまざまな温度の湯を楽しめます。
混浴:水着着用が必須で、家族やカップルでの利用が可能です。
営業時間:年中無休で24時間開放されています。ただし、清掃作業などで一時的に利用できない場合があります。
料金:入浴は無料ですが、温水シャワーは有料(100円/5分)です。
設備:男女別の更衣室、コインロッカー、トイレ、温水シャワーなどの基本的な設備が整っています。
🌅 ロケーションと景観
温泉は新島の西側に位置し、海を望む絶好のロケーションにあります。夕方には美しいサンセットを、天気の良い夜には満天の星空を楽しむことができます。また、丘の上にある露天風呂からは、海と空が一体となった絶景を堪能できます。
👣 アクセスと注意点
アクセス:新島港から徒歩約10分。
水着の持参:水着の着用が必須です。島内のお土産屋さんで購入することもできますが、事前に準備しておくことをおすすめします。
利用マナー:混浴のため、周囲の人々への配慮を忘れずに。また、足湯は水着がなくても利用可能です。
新島の自然と文化を感じながら、心身ともにリフレッシュできる「湯の浜露天温泉」。訪れる際は、自然の美しさと温泉の温もりを存分に楽しんでください。 -
石山展望台(または向山展望台)は、東京都新島村に位置する絶景スポットで、島の自然美と海の景観を一望できる場所として知られています。新島の西部にあるこの展望台は、特に夕日や星空の鑑賞スポットとしても人気があります。
🌅 特徴と見どころ
絶景の眺望:展望台からは、新島の海岸線や周辺の島々を一望でき、特に夕方には美しいサンセットを楽しむことができます。
星空観賞:周囲の光害が少ないため、夜には満天の星空を堪能できます。
自然との調和:展望台周辺は自然に囲まれており、ハイキングや散策にも適した場所です。
石山展望台(向山展望台)は、新島の自然と海の美しさを感じることができる絶好のスポットです。訪れる際は、周囲の自然環境を大切にし、静かな時間を楽しんでください。
Information
東海汽船
インフォーメション
伊豆大島・新島・式根島・神津島・
三宅島・八丈島
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観光庁長官登録旅行業第692号/
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