波浮港
波浮港(はぶみなと)は、伊豆大島の南東部に位置する歴史ある港町で、かつての賑わいを感じさせるノスタルジックな雰囲気が魅力です。江戸時代後期に開港し、漁業や廻船の拠点として栄えました。現在では、歴史的な建物や美しい景観が観光スポットとして人気を集めています。
🏞️ 波浮港の歴史と見どころ
🔹 歴史的背景
火口湖から港へ:波浮港はもともと火口湖「波浮の池」でしたが、1800年(寛政12年)に秋廣平六の指揮のもと掘削工事が行われ、翌年に港として開港しました。その後、伊豆諸島の廻船や東西の廻船の寄港地として栄え、多くの船で賑わいました。
文化人との関わり:波浮港には多くの文人や画家が訪れ、川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台としても知られています。また、野口雨情作詞・中山晋平作曲の『波浮の港』でも歌われ、その情緒ある風景が多くの人々に愛されています。
🔹 主な観光スポット
波浮港見晴台:港を一望できる絶景スポットで、かつて火口湖であった波浮港の地形を実感できます。近くには、港の開港に尽力した秋廣平六の像や、都はるみの『あんこ椿は恋の花』の歌碑もあります。
踊り子の里資料館(旧港屋旅館):川端康成の小説『伊豆の踊子』のモデルとなった旅芸人一座が滞在した旅館を資料館として公開。当時の様子を再現した人形などが展示されています。
旧甚の丸邸:明治時代に建築された邸宅で、1階が生活空間、2階が蚕の飼育場として利用されていました。当時の生活の様子を垣間見ることができます。
🚶♂️ 散策の楽しみ方
波浮港の街並みは、石畳の坂道や古民家が立ち並び、ゆったりとした時間が流れています。地元のカフェやお土産店も点在しており、散策しながら立ち寄るのもおすすめです。特に、港のすぐそばにある「Hav Cafe」や、港より高台に位置する「たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天」など、個性的なお店が魅力です。
波浮港は、歴史と自然が融合した魅力的なスポットです。伊豆大島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
波浮港基本情報
-
- 観光地名・施設名
- 波浮港
-
- 住所
- 〒100-0212 東京都大島町波浮港8-4
-
- 地図
-
-
- アクセス
- 元町港から車で約25分《大島一周道路を南(波浮港方面)へ移動》。
伊豆大島の宿泊施設(ツアー)一覧
伊豆大島ツアーオプションとアクティビティ
Information
東海汽船
インフォーメション
伊豆大島・新島・式根島・神津島・
三宅島・八丈島
-
■船について
-
■乗船場所について
-
■よくある質問について
小笠原海運
インフォーメション
小笠原諸島
-
■船について
-
■乗船場所について
-
■よくある質問について
-
観光庁長官登録旅行業第692号/
一般社団法人日本旅行業協会正会員