各島の路線バス
伊豆大島
運行会社:大島バス株式会社
料金:区間制(130円~)
フリーパス:1日乗車券あり(大人2,050円)
運行頻度:1時間に1本程度(観光地方面は日中に集中)
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東京都立大島公園内にある「大島公園動物園」は、伊豆大島の豊かな自然環境を活かした無料の動物園で、家族連れや自然愛好家に人気のスポットです。
🐾 特徴と見どころ
開園の歴史:昭和10年(1935年)に開園し、長い歴史を持つ動物園です。
飼育動物:約60種、400点の動物を飼育・展示しています。中でも、国内初のカラスバトの繁殖に成功した実績があり、希少動物の飼育・繁殖にも積極的に取り組んでいます。
サル山:噴出した溶岩をそのまま利用したサル山は、国内最大級の規模を誇ります。ワオキツネザルやバーバリーシープが放し飼いされており、自然の地形を活かした展示が特徴です。
フライングケージ:日本でも有数の規模を誇るフライングケージでは、鳥たちが自由に飛び回る様子を間近で観察できます。
なかよし広場:モルモットやウサギなどの小動物と触れ合える「なかよし広場」では、毎週土曜13:15〜14:00、日曜11:00〜11:45にふれあいイベントが開催されています。現在は感染症や動物福祉の観点から、動物をひざに乗せるスタイルではなく、ワゴンに乗った状態の小動物に触れる形式に変更されています。
大島公園動物園は、伊豆大島の自然を感じながら動物たちと触れ合える貴重なスポットです。訪れる際は、公式サイトや現地で最新の情報をご確認ください。 -
三原山は伊豆大島の中央に位置する標高758mの活火山で、島の最高峰です。伊豆大島ジオパークの主要ジオサイトとして知られ、独特の火山景観を楽しめます。古くから地元の人々に「御神火様(ごじんかさま)」として信仰され、火山の神聖な存在としてあがめられてきました。現在は観光地として整備され、火口展望台や登山道が整っています。
🌋 自然と火山の歴史
誕生と噴火:三原山は1777年~1778年(安永年間)の大噴火で誕生。
1986年噴火:近年の大噴火で島民が避難する事態に。現在は噴火警戒区域があるものの、一部観光は可能です。
カルデラ火口:直径約300m、深さ約200mの大カルデラが山頂にあり、活火山の迫力を感じられます。
火山地形:溶岩流や火山灰層、裏砂漠と呼ばれる溶岩原など、多彩な火山地形が広がっています。
🏔三原山トレッキングのポイント
おすすめコース
お鉢めぐりコース:三原山頂口から火口を一周するコース。舗装されていて歩きやすく、初心者にもおすすめです。
裏砂漠コース:溶岩樹海や裏砂漠を通る自然豊かなルート。荒涼とした景色が楽しめますが、足元に注意が必要です。
服装・装備
滑りにくいトレッキングシューズや運動靴を用意しましょう。
風が強いことが多いため、防風・防寒具も必須です。
日差し対策(帽子・サングラス・日焼け止め)も忘れずに。
水分は十分に持参し、こまめに補給してください。
🌅安全対策
火山活動の状況によっては立ち入り制限があるので、事前に最新情報を確認しましょう。
体調管理に気をつけ、無理のないペースで歩くこと。
携帯電話や地図、必要に応じてライトなども携帯すると安心です。
👀見どころポイント
火口展望台からのカルデラの眺めは絶景です。
裏砂漠の独特な溶岩原は写真スポットとして人気。
山頂の三原神社で安全祈願もおすすめ。
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波浮港(はぶみなと)は、伊豆大島の南東部に位置する歴史ある港町で、かつての賑わいを感じさせるノスタルジックな雰囲気が魅力です。江戸時代後期に開港し、漁業や廻船の拠点として栄えました。現在では、歴史的な建物や美しい景観が観光スポットとして人気を集めています。
🏞️ 波浮港の歴史と見どころ
🔹 歴史的背景
火口湖から港へ:波浮港はもともと火口湖「波浮の池」でしたが、1800年(寛政12年)に秋廣平六の指揮のもと掘削工事が行われ、翌年に港として開港しました。その後、伊豆諸島の廻船や東西の廻船の寄港地として栄え、多くの船で賑わいました。
文化人との関わり:波浮港には多くの文人や画家が訪れ、川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台としても知られています。また、野口雨情作詞・中山晋平作曲の『波浮の港』でも歌われ、その情緒ある風景が多くの人々に愛されています。
🔹 主な観光スポット
波浮港見晴台:港を一望できる絶景スポットで、かつて火口湖であった波浮港の地形を実感できます。近くには、港の開港に尽力した秋廣平六の像や、都はるみの『あんこ椿は恋の花』の歌碑もあります。
踊り子の里資料館(旧港屋旅館):川端康成の小説『伊豆の踊子』のモデルとなった旅芸人一座が滞在した旅館を資料館として公開。当時の様子を再現した人形などが展示されています。
旧甚の丸邸:明治時代に建築された邸宅で、1階が生活空間、2階が蚕の飼育場として利用されていました。当時の生活の様子を垣間見ることができます。
🚶♂️ 散策の楽しみ方
波浮港の街並みは、石畳の坂道や古民家が立ち並び、ゆったりとした時間が流れています。地元のカフェやお土産店も点在しており、散策しながら立ち寄るのもおすすめです。特に、港のすぐそばにある「Hav Cafe」や、港より高台に位置する「たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天」など、個性的なお店が魅力です。
波浮港は、歴史と自然が融合した魅力的なスポットです。伊豆大島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。 -
日の出浜遊泳場は、伊豆大島の南東部に位置する海水浴場で、白い砂浜と穏やかな波が特徴の美しいビーチです。特に、朝日が昇る時間帯には、海面が黄金色に輝き、幻想的な風景が広がります。
🏖特徴
遊泳可能なビーチ:遊泳が許可されており、家族連れやカップルに人気のスポットです。
穏やかな波:波が穏やかで、初心者やお子様でも安心して楽しめます。
シャワー・更衣室完備:海水浴後に便利なシャワーや更衣室が整備されています。
⚡注意点
混雑時の注意:夏季のピーク時には混雑することがありますので、早めの時間帯の利用をおすすめします。
環境保護:自然環境を守るため、ゴミの持ち帰りや周辺の植物への配慮をお願いいたします。
日の出浜遊泳場は、自然の美しさと快適な施設が整った海水浴場です。伊豆大島を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
新島
運行会社:新島村営バス(無料巡回バス「ふれあいバス」)
新島内を巡回するバスです。1日3便運行しています。
乗車料金は無料です。
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羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)は、新島の南端に位置する約7kmにわたる美しい白砂のビーチで、島内でも特に人気の高い観光スポットです。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が織りなす景観は、訪れる人々を魅了します。※羽伏浦海岸全域は遊泳禁止です(サーフィン・ボディボードは可)。
🌊 特徴と魅力
長大な砂浜:約7kmにわたる白砂のビーチが広がり、散歩やジョギングに最適です。
自然の美しさ:周囲には自然豊かな風景が広がり、リラックスした時間を過ごすことができます。
羽伏浦海岸は、新島の自然美と海の魅力を存分に楽しめるスポットです。訪れる際は、日焼け対策や水分補給を忘れずに、安全で楽しい時間をお過ごしください。
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新島の「湯の浜露天温泉(ゆのはまろてんおんせん)」は、古代ギリシャ風の建築様式と美しい海の景観が魅力の、無料で24時間利用可能な混浴の露天温泉です。新島港から徒歩約10分の距離にあり、観光客や地元の人々に親しまれています。
🏛️ 特徴と施設概要
建築様式:新島特産の「コーガ石」を使用し、古代ギリシャ風の建築が特徴です。
浴槽の種類:大小6つの湯壺があり、熱湯からぬる湯、足湯までさまざまな温度の湯を楽しめます。
混浴:水着着用が必須で、家族やカップルでの利用が可能です。
営業時間:年中無休で24時間開放されています。ただし、清掃作業などで一時的に利用できない場合があります。
料金:入浴は無料ですが、温水シャワーは有料(100円/5分)です。
設備:男女別の更衣室、コインロッカー、トイレ、温水シャワーなどの基本的な設備が整っています。
🌅 ロケーションと景観
温泉は新島の西側に位置し、海を望む絶好のロケーションにあります。夕方には美しいサンセットを、天気の良い夜には満天の星空を楽しむことができます。また、丘の上にある露天風呂からは、海と空が一体となった絶景を堪能できます。
👣 アクセスと注意点
アクセス:新島港から徒歩約10分。
水着の持参:水着の着用が必須です。島内のお土産屋さんで購入することもできますが、事前に準備しておくことをおすすめします。
利用マナー:混浴のため、周囲の人々への配慮を忘れずに。また、足湯は水着がなくても利用可能です。
新島の自然と文化を感じながら、心身ともにリフレッシュできる「湯の浜露天温泉」。訪れる際は、自然の美しさと温泉の温もりを存分に楽しんでください。 -
「光と風と波の塔」は、新島港の船客待合所前の広場に位置する、コーガ石で造られた象徴的な塔です。その名の通り、自然の要素を感じられる場所として、多くの観光客に親しまれています。
🌅 特徴と見どころ
展望スポット:塔の上部からは、地内島、三郎浜、湯の浜露天温泉などを一望できるパノラマビューが楽しめます。
BBQ施設:1階の室内にはBBQ施設があり、屋内外でバーベキューを楽しむことができます。利用は無料ですが、事前予約が必要です。
コーガ石の建築:新島特産のコーガ石を使用した建築で、島の自然と調和したデザインが特徴です。
🔔 利用時の注意点
BBQ施設の利用:炭や網、食材などのレンタルや販売は行っていないため、必要なものは各自で準備してください。
風対策:塔の上部は風が強いことがあるため、帽子などが飛ばされないよう注意が必要です。
「光と風と波の塔」は、新島の自然と文化を感じられるスポットです。訪れる際は、展望やBBQを楽しみながら、島の魅力を存分に味わってください。 -
黒根海岸(くろねかいがん)は、新島港に隣接する新島の玄関口に位置するビーチで、アクセスの良さと充実した設備から、観光客や家族連れに人気のスポットです。
🌊 特徴と魅力
白砂の遠浅ビーチ:コーガ石を含む白砂が広がる遠浅の海岸で、波が穏やかで泳ぎやすく、家族連れにも適しています。
高い透明度:夏季には黒潮の影響で海水の透明度が増し、シュノーケリングにも適した環境となります。
桟橋での釣り:海岸に面した桟橋では釣りを楽しむことができ、海水浴以外のアクティビティも充実しています。
🏖️ 設備とサービス
船客待合所:海岸近くには船客待合所があり、屋外シャワー、トイレ、自動販売機、売店などが整備されており、快適に過ごすことができます。
夏季の安全対策:例年7月下旬から8月末まで、日除け(ヒリー)が設置され、8月中はライフセーバーが常駐し、遊泳区域がブイで区切られるなど、安全対策が施されています。
黒根海岸は、新島到着後すぐに立ち寄れる利便性と、白砂の美しいビーチ、充実した設備が魅力のスポットです。海水浴や釣り、のんびりとした時間を過ごすのに最適な場所として、多くの人々に親しまれています。
式根島
路線バス:なし
移動手段:徒歩・レンタカー・レンタサイクル・レンタバイクが主流
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🏖 泊海水浴場の特徴
🔹 美しい扇形の入り江
泊海水浴場は、弓なりの湾になっており、外海から守られた地形のため波がとても穏やかです。水の透明度も高く、晴れた日には海の底まで見えるほど。小さなお子さま連れのファミリーにも安心の海水浴スポットです。
🔹 自然が作り出した防波堤
入り江の入り口には大きな岩がせり出しており、波を防いでくれる“天然の防波堤”の役割を果たしています。安全性も高く、まるで湖のように静かな海です。
🔹 魚と一緒に泳げる
浅瀬でも小魚が多く泳いでいて、シュノーケリング初心者でも気軽に楽しめます。ゴーグルやシュノーケルを持参して、水中観察をするのもおすすめ!
🔹 設備
シャワー・トイレあり(簡易的)
飲み物の自販機などは近くにあり(夏季限定)
日陰は少ないので、日除けのテントやパラソルがあると安心
🚶 アクセス
野伏港から徒歩約5分〜10分程度
式根島の中心部からも近く、自転車でのアクセスも便利
🌟 こんな人におすすめ!
小さなお子さま連れの家族
海水浴初心者や泳ぎが苦手な人
シュノーケリングを気軽に楽しみたい人
人混みを避けて、静かな海を満喫したい人
📝 プチ情報
朝早く行くと、澄んだ海の美しさが際立ちます。
夕方は少し波が出やすくなるため、午前中〜昼過ぎがおすすめ。
夏は混雑する日もありますが、離島らしいのんびりとした空気が流れています。
式根島に来たら、ぜひ一度は立ち寄ってほしい海水浴場です。癒しの時間を過ごせること間違いなしですよ✨ -
松が下雅湯(まつがしたみやびゆ)は、東京都新島村・式根島にある無料で24時間利用可能な露天温泉です。
地鉈温泉の源泉を引いており、潮の満ち引きに関係なく安定した湯温で入浴できるのが特徴です。
🛁 特徴と設備
泉質:硫化鉄泉(ナトリウム-塩化物強塩温泉)で、神経痛、リウマチ、胃腸病、冷え性などに効果があるとされています。
設備:更衣室、シャワー、公衆トイレが完備されており、足湯も併設されています。
利用条件:混浴で水着着用が必須です。夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で星空を眺めながらの入浴が楽しめます。
📍 アクセス
式根島の足付漁港近くに位置し、島の中心部から徒歩約25分でアクセスできます。
車で近くまで行くことも可能です。
🌟 その他の情報
由来:「松が下雅湯」は、徳仁天皇(浩宮様)と雅子様のご成婚を記念して造られた温泉で、名前の「雅」は雅子様の「雅」に由来しています。
注意点:湯船の底は滑りやすい箇所があるため、入浴の際は足元に注意が必要です。
式根島を訪れる際は、自然と調和したこの温泉で、島ならではの癒しのひとときをお楽しみください。 -
地鉈温泉(じなたおんせん)は、式根島の南部に位置する、自然の地形を活かした野趣あふれる海中温泉です。
その名の通り、鉈で切り裂いたようなV字の断崖の谷間に湧き出す温泉で、海と岩に囲まれた独特のロケーションが魅力です。
♨ 特徴と魅力
泉質と効能:泉質は硫化鉄泉で、茶褐色の湯が特徴です。神経痛、リウマチ、胃腸病、冷え性、婦人病などに効能があるとされ、「内科の湯」とも呼ばれています。
自然の湯船:海沿いの岩場に自然に湧き出す温泉で、潮の干満によって湯温が変化します。入浴前には、途中にある「湯加減の穴」で温度を確認するのがおすすめです。
入浴スタイル:水着着用が必須で、24時間無料で利用可能です。ただし、脱衣所やシャワーはなく、足元が滑りやすいので注意が必要です。
🚶 アクセス情報
所在地:東京都新島村式根島
アクセス:野伏港から徒歩約30〜35分。途中、階段を下る道のりとなります。
地鉈温泉は、自然の中でのんびりとした時間を過ごしたい方にぴったりの秘湯です。訪れる際は、歩きやすい靴と水着を持参し、天候や潮の状況に注意してお出かけください。 -
石白川海水浴場(いしじろがわかいすいよくじょう)は、東京都新島村・式根島の南東部に位置する、白砂と透明度の高い海が魅力のビーチです。
シュノーケリングやダイビングに適しており、家族連れや初心者にもおすすめのスポットです。
🏖 特徴と魅力
🌊 穏やかな波と高い透明度
岩に囲まれたリアス式海岸で、波が穏やか。遠浅の海と高い透明度を誇り、安心して海水浴やシュノーケリングが楽しめます。
🐠 干潮時の潮だまり
干潮時には潮だまりが現れ、さまざまな海の生き物を観察できます。子どもたちにも人気のポイントです。
🏝 印象的な出島
ビーチの右手には「出島」と呼ばれる岩があり、景観のアクセントとなっています。
♨️ 温泉との近接
近くには「松が下雅湯」や「足付温泉」があり、海水浴後に温泉でリラックスすることも可能です。
🚻 設備情報
トイレ:あり
水シャワー:あり
売店:夏季のみ営業
駐車場:あり
ライフガード:夏季のみ配置
🚶 アクセス
所在地:東京都新島村式根島
アクセス:野伏港から徒歩約25分、または車で約6分
石白川海水浴場は、自然の美しさと利便性を兼ね備えたビーチです。海水浴やシュノーケリング、温泉など、多彩な楽しみ方ができるので、式根島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
神津島
運行会社:神津島村営バス
料金:大人200円、小人100円
本数:1日4~6便(季節によって変動)
運賃のお支払いに、PayPayをご利用いただけます。
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神津島に来たなら、ぜひ立ち寄りたい癒しのスポットが「神津島温泉保養センター」。
自然の岩場をそのまま活かした275㎡の大露天風呂は、日本でも珍しいスケール感!遮るもののない空の下で、潮風に包まれながら温泉に浸かる時間は、まさに非日常。
日が暮れると、空には満天の星が輝き、天然のプラネタリウムが出現。島ならではの静けさと星空に、心までほぐれていく感覚をぜひ体験してみてください。
また、小露天風呂からは沢尻湾の絶景が楽しめるので、日中に入るのもおすすめ◎
お湯はナトリウム塩化物強塩泉。源泉温度は約57度で、肩こり・腰痛・冷え性などに効果があるといわれています。
館内にはレストランも併設されており、11:30〜14:00/16:30〜21:00で営業中(L.O.は各30分前まで)。島の味を楽しみながら、のんびりとした時間をお過ごしください♪ -
神津島の北端、赤崎(あかさき)エリアに広がる「赤崎海水浴場・遊歩道」は、静かに自然を感じながら過ごしたい人にぴったりの場所です。
海沿いにつづく木造の遊歩道は、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような風情。木のぬくもりと潮風の心地よさが相まって、歩くだけで心がふっと軽くなるような気がします。時折、波の音に混ざって鳥のさえずりも聞こえてきて、五感がゆっくりほどけていくのを感じられます。
赤崎の海は、透明度が高く、色とりどりの魚たちが泳ぐダイビングの名スポットとしても知られていて、夏になると多くのダイバーが訪れます。シュノーケリングも楽しめるので、泳ぎが得意でなくても気軽に海の世界を覗いてみることができますよ。
そして何より、この場所には“時間を忘れる”という贅沢があります。自然に包まれながら、ただ歩いて、座って、海を眺めているだけなのに、なぜか満たされていく――そんな感覚を味わえるスポットです。
観光の合間に、ちょっとだけ足を伸ばして、ゆっくりと“島の癒し時間”を楽しんでみてはいかがでしょうか? -
神津島を訪れたら、まず足を運びたいのがこの「前浜海水浴場」。島の中心地から歩いてすぐという抜群の立地にあり、民宿や商店も近くて便利なことから、夏の観光シーズンには島内で最もにぎわう人気のビーチです。
白くさらさらとした砂浜が弧を描くように広がり、青く澄んだ海とのコントラストが本当に美しいんです。足を海に入れた瞬間、「ああ、島に来たんだなぁ」と実感できる、そんな開放感があります。
家族連れはもちろん、友人同士やカップルにもぴったり。波も比較的穏やかなので、のんびりと海水浴を楽しむのにぴったりの場所です。
夕方には、水平線に沈んでいく夕陽が海をオレンジ色に染め上げて、昼間とはまた違った幻想的な表情に。波の音を聞きながら、浜辺でぼーっと過ごす時間も贅沢そのもの。
神津島らしい“島の夏”を存分に味わいたいなら、まずはこの前浜からスタートしてみてくださいね。 -
島の中心部から少し離れた静かな場所、多幸湾(たこうわん)の周辺には、神津島の自然の豊かさを感じられる清らかな湧き水があります。ここは島の集落がある港とは反対側に位置していて、観光客の姿も少なく、まさに知る人ぞ知る癒しスポット。
この湧水は「東京の名湧水57選」にも選ばれており、その清らかさと神秘的な雰囲気は、島を訪れた人の心を穏やかにしてくれます。
神津島は伊豆諸島の中でも特に水が豊かな島として知られており、古くから「水配り伝説」と呼ばれる神話が語り継がれてきました。これは、天上界で水が不足していた島々に、神々が公平に水を分け与えようとした…という美しいお話で、神津島がその分配の中心になったと言われています。
実際にこの場所に立ってみると、「ああ、神話って本当にあったのかもしれない」と思えてくるほど、自然の息吹と水の力を感じることができます。目の前に広がる海と、そっと湧き出す水の音。観光地というより“聖地”のような空気感が漂っていて、心がスッと整うような、不思議な感覚に包まれました。
都会の喧騒から離れて、静かに自分と向き合いたいときに、ふらっと訪れてほしい場所です。
三宅島
運行会社:三宅村営バス(旧称:ふれあいバス)
料金:区間制(110円~)
バスフリー乗車 2日券:大人:1,000円 小人:500円 (発売日より2日間有効)
村営バスは毎日運行しております。路線は三宅島を右回り、左回りの2路線を運行をしております。
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大路池(おおじいけ)は、東京都三宅島の三宅村坪田に位置する、伊豆諸島最大の淡水湖です。約2500年前の水蒸気爆発によって形成された火口湖で、周囲は照葉樹の森に囲まれています。
🐦自然と野鳥観察
池の周囲約2kmの周遊路は「日本一のさえずりの小径」と称され、野鳥観察に最適なスポットです。特に、国の天然記念物であるアカコッコやイイジマムシクイなど、希少な野鳥が生息しています。また、池の北側には桟橋があり、休憩所やトイレも完備されています。
✨見どころ
静寂な湖面: 風のない日には、池の水面が鏡のように周囲の景色を映し出し、幻想的な雰囲気が楽しめます。
四季折々の風景: 春の新緑、夏の青々とした草木、秋の紅葉、冬の静寂など、季節ごとに異なる表情を見せます。
星空観察: 周囲に人工の明かりが少なく、晴れた夜には美しい星空を楽しむことができます。
大路池は、自然と静寂を求める方々にとって、三宅島の魅力を存分に感じられるスポットです。 -
アカコッコ館は、三宅島の自然を学び、体験できる施設です。1993年に三宅村によって設立され、日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、自然観察会や調査・研究活動を行っています。館内では、野鳥や植物、海の生物、火山など、島の自然に関する展示が行われています。特に、三宅島を代表する国の天然記念物であるアカコッコについて学ぶことができます。
🌿 見どころと体験
アカコッコの展示:三宅島を代表する希少な野鳥、アカコッコの生態や保護活動について学ぶことができます。
自然観察会:日本野鳥の会のレンジャーによる自然観察会が定期的に開催されており、島の自然を深く知ることができます。
展示コーナー:島の野鳥や植物、海の生物、火山に関する展示があり、視覚的に島の自然を学べます。
双眼鏡の貸出:バードウォッチング用の双眼鏡が貸し出されており、観察をサポートします。
📝 訪問時のポイント
事前確認:自然観察会の開催日や内容については、事前に公式サイトや電話で確認することをおすすめします。
服装:自然観察を行うため、動きやすい服装と靴を着用してください。
持ち物:双眼鏡やカメラを持参すると、観察がより楽しめます。
🦜 アカコッコ(正式和名:アカコッコ / 英名:Izu Thrush)
🔹 学名Turdus celaenops
(ツグミ科の一種)
🔹 生息地
主に 伊豆諸島(特に三宅島) に分布
三宅島では留鳥(1年中生息) として見られます
小笠原諸島でも少数が確認されています
🔹 体の特徴
全長:約 23cm
胸から腹にかけて赤褐色(名前の由来)
頭部と背中は黒褐色で、目の周りに白いリング(アイリング)があるのが特徴的
🔹 鳴き声
「ヒョロヒョロ」「ピリリリ」など、美しいさえずりを聞くことができます
春から初夏にかけて、繁殖期に特にさえずりが活発になります
🔹 生態
森林や灌木地帯を好みます
昆虫、果実、木の実などを食べます
地上を跳ねるように歩きながら餌を探すこともあります
🔹 保護状況
環境省レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
国の天然記念物に指定されています
外来種のネコやマングース、森林伐採などにより数が減少
三宅島では保護活動が行われており、観察や研究も盛ん
アカコッコ館は、三宅島の豊かな自然を学び、体験できる貴重な施設です。自然に興味がある方や、家族連れでの訪問に最適なスポットです。島の自然を深く知ることで、三宅島の魅力をより一層感じることができるでしょう。
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七島展望台は、東京都三宅島の南端に位置する展望スポットで、島の自然美を一望できる絶景ポイントとして知られています。
🌿 見どころ
360度のパノラマビュー:展望台からは、三宅島の雄大な自然を360度のパノラマで楽しむことができます。特に、夕暮れ時には美しいサンセットが見られ、訪れる人々を魅了します。
自然との調和:周囲は豊かな自然に囲まれており、四季折々の風景が楽しめます。春には新緑、秋には紅葉が美しく、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
野鳥観察:周辺の森林は野鳥の生息地としても知られており、バードウォッチングを楽しむことができます。
📝 注意点
天候に注意:山頂付近は天候が変わりやすいため、訪れる際は天気予報を確認し、適切な服装でお出かけください。
施設の利用:展望台には休憩所やトイレなどの施設はありませんので、必要なものは事前に準備しておくことをおすすめします。
七島展望台は、三宅島の自然を存分に感じられるスポットです。静かな時間を過ごしながら、島の美しい景色を堪能してください。
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新鼻新山は、1983年(昭和58年)の三宅島雄山噴火により、一夜にして出現した火砕丘です。溶岩や火山灰が積み重なって形成され、赤と黒のコントラストが美しい断層が海岸に見られます。現在では、自然の息吹を感じられる絶景スポットとして、多くの観光客に親しまれています。
🌋 見どころと特徴
火砕丘の観察:海側が削られており、溶岩の赤と黒のコントラストが美しい断層を観察できます。
自然の再生力:噴火から数十年が経過し、周辺には新たな植生が広がり、自然の回復力を感じることができます。
ボルダリングスポット:周辺の岩場は、ボルダリングを楽しむクライマーにも人気のスポットとなっています。
⚠️ 注意点
安全対策:周囲には立ち入り規制がないため、自己責任での訪問となります。足元が不安定な場所もあるため、滑落や転倒に注意してください。
天候の確認:強風や雨天時は、足元が滑りやすくなる可能性があるため、訪問を避けることをおすすめします。
🗺️ 周辺の観光スポット
新澪池跡:1763年の噴火で生まれた火口湖の跡地で、現在はススキが一面に広がる風景が広がっています。新澪池跡と新鼻新山は一緒に訪れるべき場所です。
七島展望台:標高約420mの位置にあり、晴れた日には八丈島、御蔵島、神津島、式根島、新島、利島、大島の7つの島を一望できます。風が強いため、帽子など飛ばされやすいものは注意が必要です。
新鼻新山は、三宅島の自然の力強さと美しさを感じられるスポットです。訪れる際は、安全対策をしっかりと行い、自然との調和を大切にしてください。
八丈島
八丈町営バス
※交通系ICカード(Suica・PASMO等)は利用できません。
料金:区間制(130円~)
2日間バス乗り放題・温泉入り放題 BU・S・PA(バスパ)購入日から2日間バス乗り放題・温泉入り放題のお得なチケットです。
料金は大人1,000円、小学生500円で、町営バス受付とバス車内で販売しています。
小笠原(父島)
小笠原村 村営バス
【乗車料金】
1回乗車 大人200円、小人100円 1日乗車券あり
※父島では村営バスが利用できます。海岸や観光施設への移動に利用できます。
小笠原村の村営バスは、村民の島内の移動手段の確保により地域福祉の増進を図ることと、来島者の島内の移動手段を確保することを目的として運行しています。
ブルー地に黄色を基調とするカラフルなデザインのクジラ・イルカ・カメ・アホウドリがプリントされたバスの車体は、亜熱帯の陽光が降り注ぐ小笠原の風景によく映え、また、運転手や事務員の制服はアロハシャツで、これも小笠原ならではの風情。
Information
東海汽船
インフォーメション
伊豆大島・新島・式根島・神津島・
三宅島・八丈島
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■船について
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■乗船場所について
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■よくある質問について
小笠原海運
インフォーメション
小笠原諸島
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■船について
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■乗船場所について
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■よくある質問について
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観光庁長官登録旅行業第692号/
一般社団法人日本旅行業協会正会員