小笠原の聖地「南島」に上陸するには?ガイド必須のルールと絶景の見どころ | 船で行く!伊豆諸島・小笠原諸島ツアーならオリオンツアー

小笠原の聖地「南島」に上陸するには?ガイド必須のルールと絶景の見どころ

小笠原諸島・父島の南西に浮かぶ南島は、沈水カルスト地形と真っ白な砂浜で知られる無人島です。

ただし南島は国の天然記念物に指定されており、誰でも自由に行ける場所ではありません。東京都認定の自然ガイド同行が必須で、上陸時の靴底洗浄や歩行ルートの制限など、独自のルールが設けられています。

2023年6月にはルールの一部が改定され、以前あった滞在時間や人数の上限が廃止されました。

この記事では、2023年6月改定後の現行ルールを軸に、ツアーの選び方や準備のポイントまでまとめています。はじめて南島を目指す方は、出発前にひと通り目を通しておくと安心ですよ。

<小笠原諸島>おすすめ宿泊施設から探す

    扇浦地区/コテージ カナカヴィレッジ

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      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックアウト
      9:00
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      フェイスタオル、バスタオル、ドライヤー、Wi-Fi

    港から車で15分。緑豊かな大自然の中で過ごせる宿泊施設です。6タイプの客室はそれぞれ異なるコンセプトで設計されており、どの客室になるかは当日のお楽しみ。各棟は最大5名まで宿泊可能で、グループやファミリーでの利用にも対応しています。

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    • 部屋タイプ
      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックイン
    • チェックアウト
      9:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 91,900円~115,400円

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    大村地区/コンドミニアム 父島ビューホテル

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    • 部屋タイプ
      洋室(トイレ、洗面所あり)
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      入港してすぐ~17:00
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      9:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi

    二見港からすぐ!徒歩1分の好立地。街の中心地に位置していて便利。お部屋はオーシャンビューのバルコニー付!シャワー&ウォシュレットトイレ付。敷地内にはお食事処もあり♪

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    • 部屋タイプ
      洋室(トイレ、洗面所あり)
    • チェックイン
      入港してすぐ~17:00
    • チェックアウト
      9:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 90,800円~154,800円

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    大村地区/ペンション GoogleMapで確認 パパスアイランドリゾート

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    • 部屋タイプ
      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックアウト
      10:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi

    大村海岸まで徒歩2分!白とブルーを基調としたアーリーアメリカン風の建物。客室設備や各種アメニティが揃っており、快適な滞在ができます。スタッフのアットホームな対応も魅力的。ダイビングショップ「パパスダイビングスタジオ」が併設。

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    • 部屋タイプ
      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックイン
    • チェックアウト
      10:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 80,700円~159,400円

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    大村地区/ペンション ホテル ブーゲン

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    • 部屋タイプ
      洋室(トイレ、洗面所あり)、洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックアウト
      10:00
    • アメニティ
      フェイスタオル、バスタオル、ドライヤー、Wi-Fi

    大村海岸まで徒歩3分。新館と旧館の2タイプがあります。全室洋室、Wi-Fi完備。ご家族・グループ・お仕事の方におすすめ!「レストランブーゲン」も隣接しています。

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    • 部屋タイプ
      洋室(トイレ、洗面所あり)、洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックイン
    • チェックアウト
      10:00
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      フェイスタオル、バスタオル、ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 84,000円~134,700円

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    大村地区/コンドミニアム ポートロイド

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    • 部屋タイプ
      和室/洋室/和洋室(バス付・トイレ付)
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      16:00~17:00
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      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi

    便利な町の中心部にあり、大村海岸まで徒歩3分。全室バス・トイレ付。キッチン完備のコンドミニアムタイプなので自炊も可能!

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    • 部屋タイプ
      和室/洋室/和洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックイン
      16:00~17:00
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      13:00
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      フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 78,400円~144,800円

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    小曲地区/ペンション GoogleMapで確認 ペンション JIGGER(ジガー)

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    • 部屋タイプ
      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックアウト
      10:00
    • アメニティ
      ドライヤー、Wi-Fi

    2室限定18畳の広々客室。4名様まで宿泊可能。自然に囲まれた山の上の静かなおもてなし宿。客室設備が整っていて滞在に便利!キッチン、ウォシュレットトイレ、エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫付。

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    • 部屋タイプ
      洋室(バス付・トイレ付)
    • チェックイン
    • チェックアウト
      10:00
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      ドライヤー、Wi-Fi
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    基本料金 84,000円~119,000円

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南島の上陸ルール一覧(2023年6月改定後の現行ルール)

南島の利用ルールは、東京都と小笠原村が締結する「適正な利用のルール等に関する協定書」で定められています。

2023年6月1日の改定で一部が緩和されましたが、自然保護の根幹にかかわるルールは変わっていません。ここでは改定後の現行ルールを整理します。

東京都自然ガイドの同行が必須(ガイド1名につき15名まで)

南島の上陸には東京都自然ガイドの同行が必須で、個人で渡ることはできません。

ガイド1名につき利用者は15名まで。少人数ツアーを選ぶとガイドの解説や撮影をゆっくり楽しめます。

父島住民向けの自主利用制度はありますが、旅行者はツアー参加が唯一の方法です。

指定ルートの歩行・持ち込み持ち出し禁止・靴底洗浄

南島では転石の上だけを歩くルールがあり、ルート外に出ると植生やオナガミズナギドリの巣穴を傷つける恐れがあります。

持ち出しだけでなく持ち込みも禁止で、靴底の泥に紛れたプラナリアの卵が固有のカタツムリを食害するリスクがあるため、上陸前に靴底を海水で洗浄します。

衣類やバッグの種子・虫の付着も事前に確認しておくと安心です。

2023年6月に廃止されたルール

2023年6月に次のルールが廃止されました。

「滞在2時間以内」
「1日100人まで」
「冬季の入島禁止期間」

いずれも長年運用されてきましたが、特定の時間(午前中など)に利用が集中する弊害を解消し、利用を分散させるために撤廃されました。現在は通年・人数無制限で上陸できます。

ただし、次の2点にはご注意ください。

まず、「ガイド1名に対し15名まで」という枠は決まっているため、物理的な受け入れ人数には実質的な上限があります。

また、環境悪化が懸念される場合は制限を再導入する方針が示されているため、渡航前に最新情報の確認をおすすめします。

南島への行き方と上陸方法

南島には桟橋がなく、アクセス手段も限られています。

父島からボートツアーに参加するのが基本で、上陸の仕方にもいくつかのパターンがあります。

海の状況や体力によっては上陸できないケースもあるため、事前に押さえておきたいポイントをまとめました。

父島からボートで約20〜30分(ツアー参加が必須)

父島の二見港からボートで約20〜30分。ガイド同行が必須のため、南島利用ルール遵守事業者のステッカーがあるツアー会社を利用する必要があります。

ドルフィンスイムやホエールウォッチングなど海のアクティビティとセットになったツアーが主流で、「南島上陸付き」のツアーを探すのが効率的です。

上陸ポイントは鮫池か扇池の2か所

上陸ポイントは鮫池と扇池の2か所で、どちらになるかは海の状況と船長の判断次第です。

一般的な鮫池ルートでは桟橋がなく、岩場をよじ登って上陸し、転石の上を歩いて扇池へ向かいます。

扇池ルートはカヤックや遊泳で砂浜に上がる方法で、岩場を登る負担は少ないものの、対応はツアー会社によって異なるため事前確認が必要です。

上陸できないケース(海況不良・体力面の制約)

当日上陸できないケースは珍しくなく、原因は主に2つ。

海の状況が芳しくなくボートが入り江に入れない場合と、体力面の制約で岩場の移動が困難と判断された場合です。

催行・上陸の可否はすべて船長が現場で判断し、出発後の中止もありえます。上陸できなかった場合は船上から景観を楽しむ形になるのが通常です。

南島の見どころ

南島の滞在時間は長くても1時間程度というツアーがほとんどですが、小さな島に見どころが凝縮されています。

ほかの場所では見られない地形、絶滅種の痕跡、野生動物の営み。短い滞在でも強く記憶に残る島です。

扇池(沈水カルスト地形のドリーネ)

南島最大の見どころは扇池。

ドリーネに海水が入り込んでできた扇形の入り江で、エメラルドブルーの海と白い砂浜が広がります。南島全体は国内では珍しい沈水カルスト地形で、2008年に国の天然記念物に指定。

鋭く尖ったラピエと呼ばれる石灰岩も島の各所に見られます。

ヒロベソカタマイマイの半化石

扇池の砂浜には、約1,000〜1,500年前に絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石が点在しています。

完全な石にはなっておらず軽くて繊細ですが、持ち出しは一切禁止。

2023年には環境省がチチジマカタマイマイなどの再導入を開始しており、南島は小笠原の陸産貝類の過去と未来が交差する場所でもあります。

海鳥の繁殖地・ウミガメの産卵跡

南島ではカツオドリやオナガミズナギドリなどの海鳥が繁殖しており、6月頃にはヒナを間近で観察できることもあります。

扇池の砂浜はアオウミガメの産卵地で、5〜9月頃には産卵跡や子ガメに出会える可能性があります。

野生動物にはエサを与えず、驚かせず、静かに観察するのがルールです。

南島上陸ツアーの種類と選び方

南島に上陸するにはツアー参加が必須ですが、ツアーの内容や所要時間は事業者によってさまざまです。

自分たちの旅程や予算、やりたいアクティビティに合わせて選ぶのがポイント。

ここでは主なツアータイプと料金の目安、予約時の注意点を紹介します。

半日ツアー・1日ツアー・ドルフィンスイムセットの違い

南島上陸ツアーは主に3タイプ。

半日ツアーは所要約3時間で、おがさわら丸の到着日午後や出港日午前に参加しやすいのが利点。1日ツアーは6〜7時間で、南島に加えドルフィンスイムやホエールウォッチング、シュノーケリングがセットになります。

南島もイルカも楽しみたいなら1日ツアーを選ぶのがおすすめです!

ツアー料金の目安

2026年3月時点の相場は、半日ツアーが大人7,000〜10,000円、1日ツアーが15,000円〜18,000円前後。

繁忙期は1,000〜3,500円の割増がある事業者もあります。シュノーケリング用品のレンタルは別料金が多く、500〜2,100円程度。

申し込み前に南島上陸が行程に含まれるか、レンタル品の有料・無料の範囲を確認しておくと安心です。

予約のタイミングと注意点(おがさわら丸入港日との関係)

海ツアーはおがさわら丸の運航スケジュールと連動しており、父島滞在中にツアー参加できるのは実質2〜3日。

到着後に探すと埋まっていることがあるため、乗船券を確保したら早めにツアーも予約するのが鉄則です。

繁忙期は乗船券・ツアーとも早期に埋まるうえ、乗船券手配済みでないと予約不可の事業者もあるため、発売日の確認が重要です。

南島上陸前に知っておきたい準備と注意点

ツアーの予約が済んだら、あとは当日に向けた準備です。

南島は整備された観光地ではないので、服装や持ち物の選び方で快適さがかなり変わります。

ベストシーズンについてもあわせて押さえておきましょう。

服装・履物(滑りにくい靴・濡れても良い格好)

南島では滑りにくく濡れてもいい靴が必須で、マリンシューズやストラップ付きスポーツサンダルが定番。ビーチサンダルは避けましょう。

服装は濡れてもいい格好で、水着の上にラッシュガードや速乾Tシャツを羽織るスタイルが便利です。

日差し対策に帽子とサングラス、船上での体感温度低下に備えてウインドブレーカーも1枚あると安心です。

ベストシーズンはいつ?

条件がもっとも安定するのは4〜6月頃で、海が穏やかで上陸率が高く、カツオドリのヒナやウミガメの産卵期とも重なります。

冬場は海が荒れやすい反面、ザトウクジラのシーズン。夏場は台風リスクがあるもののドルフィンスイムに最適です。

また、入島禁止期間の廃止で現在は通年上陸可能です。何を優先したいかで時期を選びましょう。

小笠原の南島上陸ルールに関するよくある質問

南島への上陸を計画するなかで、多くの方が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。

  • 子連れでも南島に上陸できる?

    子連れでの上陸可否は、子どもの年齢・体力とツアー事業者の参加条件次第です。

    岩場を飛び移る動作や石灰岩の上の歩行があるため、自力で歩けることが前提。年齢制限は事業者により異なり、抱っこが必要な年齢だと上陸を断られるケースが多いです。

    予約前に事業者へ直接相談するのが確実です。

  • 南島に上陸できない天候の目安は?

    うねりが高い日やおおむね風速10m/s超の日はツアー中止になりやすく、晴れていてもうねりだけ残るケースがあります。冬場は上陸不可の確率が高く、春〜初夏が安定。

    また、上陸可否の数値基準は公表されておらず、判断はすべて船長が行います。

    催行判断は朝が多いものの出港後の中止もあり、その場合は代替プランに振り替えるのが通常です。

  • 繁忙期にツアーが満席で上陸できないことはある?

    繁忙期にツアーが満席で上陸できないことはあります。

    100人制限は廃止されましたが、ガイド1名15名まで・ボート定員の物理的上限は残っており、GW・夏休み・年末年始は全日程埋まることも珍しくありません。

    乗船券確保後すぐにツアーを予約するのが対策で、特に1日ツアーから先に埋まる傾向があります。

  • 南島はサンダルでも大丈夫?

    ビーチサンダルやつっかけは滑りやすく危険なのでNG。

    かかとを固定できるスポーツサンダルやマリンシューズなら問題なく、つま先が覆われたマリンシューズが最も安心です。

    上陸前に靴底を海水で洗う必要があるため、革靴など水に弱い靴も不向き。濡れて乾きやすい素材を選びましょう。

  • 南島の半化石や貝殻は持ち帰れる?

    持ち帰りは一切不可です。
    半化石・貝殻・石・植物など島のものすべてが持ち出し禁止で、違反すると自然公園法に抵触する可能性があります。

    半化石が砂浜に散らばる風景そのものが南島の価値であり、持ち帰れるのは写真と記憶だけです。

まとめ

南島上陸にはガイド同行・指定ルート歩行・靴底洗浄・持ち込み持ち出し禁止のルールがあり、2023年改定後も自然保護の核となるルールは変わっていません。

父島からボートツアーに参加するのが唯一の手段で、半日ツアーなら7,000〜10,000円、1日ツアーなら13,000〜15,000円が料金の目安です。

海況が安定しやすい春〜初夏が上陸の確率を上げたい方にはおすすめの時期!

ルールや料金は今後変更される可能性があるため、渡航前には各事業者や小笠原村観光協会の公式サイトで最新情報を確認してくださいね。

Information

東海汽船
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伊豆大島・新島・式根島・神津島・
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小笠原海運
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小笠原諸島


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