小笠原諸島への行き方ガイド|片道24時間・最短6日間の船旅を徹底解説 | 船で行く!伊豆諸島・小笠原諸島ツアーならオリオンツアー

小笠原諸島への行き方ガイド|片道24時間・最短6日間の船旅を徹底解説

小笠原諸島に行く方法は、竹芝桟橋から出航する定期船「おがさわら丸」に乗ること。

飛行機の就航はなく、片道24時間、最短でも6日間のスケジュールが必要です。

「そもそもどうやって行くの?」「船の予約はいつから?」「費用はどれくらい?」と気になることが多い小笠原旅行のアクセス事情をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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小笠原諸島への行き方は船のみ!

小笠原諸島には空港がありません。本土からアクセスする手段は、東京・竹芝桟橋と父島・二見港を結ぶ定期船「おがさわら丸」だけです。

片道約1,000km、所要時間はおよそ24時間。通常期は6日に1便、繁忙期でも3日に1便の運航で、最短でも3泊6日のスケジュール!

「遠い、時間がかかる…」と構えてしまいがちですが、だからこそ手つかずの自然が残っている貴重な場所でもあるんですよ。

なお、母島へ行く場合は、父島で「ははじま丸」に乗り換える必要があります。父島からさらに南へ約50km、約2時間の船旅です。

直行便はないため、まずは「おがさわら丸」で父島を目指しましょう!

おがさわら丸の基本情報| 竹芝桟橋から父島まで24時間の定期船

おがさわら丸は、小笠原海運が運航する客船です。

2016年7月に就航した3代目の現行船は、内航在来型の貨客船としては国内最大クラス。旅客定員は892名で、揺れを抑えるフィンスタビライザーを備えています。東京・竹芝桟橋を午前11時に出航し、翌日の午前11時に父島・二見港へ到着。帰りは父島を午後3時に出て、翌日の午後3時に竹芝へ戻るスケジュールです。

ここでは、出発地へのアクセス、運航ダイヤ、船内設備をそれぞれ詳しく見ていきます。
おがさわら丸は、小笠原海運が運航する客船です。

2016年7月に就航した3代目の現行船は、内航在来型の貨客船としては国内最大クラス。旅客定員は892名で、揺れを抑えるフィンスタビライザーを備えています。東京・竹芝桟橋を午前11時に出航し、翌日の午前11時に父島・二見港へ到着。帰りは父島を午後3時に出て、翌日の午後3時に竹芝へ戻るスケジュールです。

ここでは、出発地へのアクセス、運航ダイヤ、船内設備をそれぞれ詳しく見ていきます。

出発地・竹芝桟橋へのアクセス

おがさわら丸が出航するのは、東京都港区の竹芝客船ターミナル。

ゆりかもめ「竹芝」駅から徒歩約1分、JR「浜松町」駅北口から徒歩約7分、地下鉄「大門」駅から徒歩約8分とアクセス良好です。羽田空港からも東京モノレールで浜松町まで直通なので、遠方からでも来やすい場所にあります。

乗船手続きは出航の90分前から30分前まで。
受託手荷物の受付も同じ時間帯なので、荷物が多い方は早めに到着しておくと安心です。待合所には売店や自販機もあります。

運航スケジュールと所要時間

小笠原諸島への唯一の定期船「おがさわら丸」は、竹芝桟橋を午前11時に出航し、翌日午前11時に父島へ到着。

父島で3泊後、午後3時に出航して翌日午後3時に帰港する6日間1サイクルの運航です。

最短3泊6日の日程が必要で、繁忙期は3日に1便の着発運航になりますが滞在は短くなります。

台風シーズンは欠航の可能性もあるため、最新情報の確認は忘れずに!

おがさわら丸の船内設備(客室等級・レストラン・展望ラウンジ)

おがさわら丸の船内は6等級の客室があり、大部屋の2等和室から、バス・トイレ付きの特等室まで予算に合わせて選べます。

2人旅ならベッド2台の1等室が便利です。レストランでは和洋中の食事が楽しめるほか、売店や展望ラウンジも完備。

24時間の船旅を快適に過ごせる設備が整っていますよ!

おがさわら丸の料金

おがさわら丸の運賃は等級によって大きく異なります。

最も手頃な2等和室で片道約2.8万円、最上位の特等室で約8.2万円。往復だと2等和室でも約5.5万円かかるため、旅行全体の予算を考えるうえで運賃の把握は欠かせません。

ここでは等級ごとの運賃、利用できる割引制度、そして月ごとに変動する燃料油価格変動調整金について整理します。

等級別の運賃表

等級 価格
特等室(スイート/定員2名) 82,080円
特1等室(デラックス/定員3名) 74,370円
1等室(スタンダード/定員2名) 57,670円
特2等寝台 41,650円
2等寝台 31,380円
2等和室 27,540円

こども料金は各等級とも大人のおよそ半額です。なお、特等室・特1等室・1等室を1名で利用する場合は、個室貸切料金(6,000〜18,000円)が別途かかります。

費用を抑えたいなら2等寝台か2等和室、プライベート空間がほしいなら1等室以上と、予算と快適さのバランスで選ぶのがポイントです。

割引制度(学生割引・島民割引・障がい者割引)

おがさわら丸には複数の割引制度があります。

学生割引は、2等和室・2等寝台・特2等寝台が対象で、大人運賃の20%引き。それ以外の等級を希望する場合は、学割運賃との差額を追加で支払う形です。

島民割引は同じ3等級が対象で、大人運賃の30%引き。島しょ出身の学生はさらに優遇され、35%引きが適用されます。

障がい者割引は全等級が対象で、運賃の50%引きです。身体・知的・精神のいずれの障がい者手帳でも利用でき、介護者または付添人1名にも同率の割引が適用されます。

いずれの割引も乗船時に証明書の提示が必要になるため、忘れずに持参しましょう。

※ツアー商品は適用外になりますので予めご了承ください。

燃料油価格変動調整金による料金変動に注意

おがさわら丸の運賃には毎月変動する「燃料油価格変動調整金」が含まれており、2026年3月の2等和室では運賃27,540円のうち3,900円が調整金にあたります。

等級が上がるほど調整金の影響も大きくなります。運賃は乗船2か月前に確定するため、予算を組む際は公式サイトで乗船月の運賃表を確認してください。

月によって数千円単位で変わる可能性があるため、過去の運賃をそのまま参考にすると誤差が出ます。

おがさわら丸の予約方法と予約開始時期

おがさわら丸は週に1便程度しか運航していないため、希望の日程で乗れるかどうかは予約のタイミングにかかっています。

特に夏休みや年末年始は早い段階で満席になることも珍しくありません。

ここでは、予約がいつから始まるのか、どの方法で予約できるのか、そしてお得なパックプランについて紹介します。

予約開始は出発2か月前 !繁忙期は争奪戦になる

おがさわら丸の乗船券は、東京出港日の2か月前の同日から発売されますが、繁忙期(GW・夏休み・シルバーウィーク・年末年始)は個別に一斉発売日が設定されています。

旅客定員892名とはいえ週1便の船ですから、人気の時期は発売開始と同時に埋まっていくことも。

繁忙期を狙うなら一斉発売日を事前に押さえておきましょう。

予約手段(インターネット予約・電話・旅行代理店)

予約方法は主に3つです。

一番手軽なのはインターネット予約。小笠原海運の公式サイトから24時間いつでも申し込みでき、空席状況もその場で確認できます。

電話予約は小笠原海運(03-6381-5499)へ直接連絡する方法で、受付時間は平日10時〜16時。予約後に届く確認書の内容に従って振込を行い、乗船当日にチェックインカウンターで搭乗手続きをする流れです。

旅行代理店の窓口でも購入できますが、代理店側が小笠原海運に電話して席を確保する仕組みのため、小笠原海運の営業時間内に来店する必要があります。代理店によっては発券手数料がかかる場合もあるので事前に確認しておきましょう。

繁忙期以外であれば、出港当日に竹芝客船ターミナルの窓口で当日券を購入することも可能です。ただし空席がある場合に限られるため、確実に乗りたいなら事前予約が安心です。

クルーズ船で小笠原へ行く方法

おがさわら丸以外にも、小笠原へ行く手段があります。それがクルーズ船!

定期船とは違い、船旅そのものをじっくり楽しめるのがクルーズの魅力。食事やイベント、充実した船内設備を満喫しながら小笠原を目指すことができます。

ただし定期船とは運航の仕組みが異なる部分もあるため、違いを理解したうえで検討しましょう。

寄港するクルーズ船の例(にっぽん丸・飛鳥Ⅱ等)

小笠原に寄港するクルーズ船としては、「にっぽん丸」や「飛鳥Ⅱ」が代表的です。

にっぽん丸は大洗や横浜を出発地として小笠原クルーズを実施しており、6日間前後のツアーとして販売されています。飛鳥Ⅱも横浜や名古屋発着で小笠原を訪れるコースがあり、夏や秋のシーズンに運航されることが多い傾向です。
2026年には新たに就航する「三井オーシャンサクラ」による小笠原クルーズも予定されています。

クルーズ船の場合、東京以外の港から乗れるのが大きなメリット。食事や船内イベントの費用も旅行代金に含まれているケースが多く、船旅そのものを楽しみたい方には魅力的でしょう。

ただし、運航は年に数回の不定期で、決められたタイミングでしか乗れない点には注意してください。

定期船との違いと注意点(上陸は通船での乗り換え)

クルーズ船で小笠原へ行く場合、定期船とは異なるポイントがいくつかあります。

まず上陸方法。クルーズ船は大型のため、父島・二見港の岸壁に直接接岸できません。湾内のブイに係留した船から「通船」と呼ばれる小型ボートに乗り換えて上陸します。この乗り換えに30分〜1時間ほどかかるうえ、天候や海の状況によっては上陸自体が中止になる可能性もあります。また、車いすでの通船利用は安全上の理由から不可とされているため、注意が必要です。

滞在時間にも違いがあります。定期船なら父島で3泊できますが、クルーズ船は1〜2日の寄港が基本。船の運航は日中のみで、島内での宿泊もできません。

島をじっくり巡りたいなら定期船、船旅と寄港地観光の両方を味わいたいならクルーズ船と、旅のスタイルで使い分けるのがよいでしょう。

小笠原諸島への行き方に関するよくある質問

小笠原旅行を計画していると細かい疑問が次々と出てくるものです。

ここでは、よく寄せられる質問をまとめました。

  • 小笠原へ行くのに飛行機は使えないの?

    小笠原諸島に空港はなく、飛行機では行けません。

    東京都が父島・洲崎地区への空港建設を検討していますが、世界自然遺産としての環境面の課題や航空機の開発状況から着工の見通しは立っていません。

    当面は船が唯一の交通手段です。

  • おがさわら丸の船内でスマホの電波は入る?

    航海中は十数時間圏外になりますが、2025年6月から有料のStarlink Wi-Fiが導入され、外洋でもネット接続が可能になりました。

    ただし、出航前にSMS認証を済ませておく必要があります。

    Wi-Fiを使わない場合は、動画や電子書籍を事前にダウンロードしておきましょう。

  • 小笠原旅行に必要な持ち物は?

    必需品は酔い止め薬(船内では買えません)と日焼け対策グッズ(日焼け止め・帽子・サングラス)。

    海で遊ぶならラッシュガードと水着2枚があると便利です。船内は圏外が続くのでオフラインコンテンツを準備し、島内は現金中心のため多めに持参しましょう。

    日用品は乗船前に買っておくのが安心ですよ。

  • 子連れでも小笠原に行ける?

    子連れでも行けます。

    船内にはキッズルームやファミリールームがあり、未就学児は大人1名につき1名無料です。島内にビーチや公園はありますが託児所はなく、アクティビティには年齢制限がある場合も。

    医療機関は診療所1か所のみなので、常備薬を多めに持参し、余裕あるスケジュールで計画しましょう。

  • おがさわら丸に乗り遅れたらどうなる?

    おがさわら丸は週に1便(繁忙期を除く)のため、乗り遅れると次の便まで最短でも3日〜1週間待つことになります。

    また、乗船券の払い戻しや変更には手数料がかかり、出港後は無効になってしまいます。竹芝へは余裕を持って1時間前には到着するようにしましょう。

  • 小笠原の島内ではどうやって移動する?

    父島の移動手段は村営バス(大人200円)、レンタバイク、レンタカー、レンタサイクルの4つ。

    自由に回るならレンタバイク(125ccクラス推奨)が最も便利ですが、台数が限られるため早めの予約が必要です。

    免許がない方は電動アシスト付き自転車を。母島では乗り合いタクシーでの移動になります。

まとめ

小笠原諸島への行き方は、東京の竹芝桟橋から出航している定期便「おがさわら丸」に乗るか、不定期に出航しているクルーズ船に乗るか、この2ルートしかありません。

おがさわら丸の場合、最短でも3泊6日の日程(実質的に島で過ごせるのは約3日間)が必要で、予約は出航2か月前から。繁忙期は一斉発売日に集中するため、早めの計画が欠かせませんよ!

24時間の船旅や週1便のスケジュールはハードルに感じるかもしれませんが、それだけの時間と手間をかけて行く価値のある場所です。
まずは小笠原海運の公式サイトで、気になる時期の運航スケジュールをチェックしてみてください。

Information

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