伊豆大島のおすすめビーチ5選!海水浴できる砂浜と穴場スポットまとめ
伊豆大島は、東京・竹芝から高速ジェット船で最短1時間45分。「離島」と聞くと遠い印象を持つかもしれませんが、実際には午前中に出発して昼前には到着できる距離感です。
火山島ならではの黒い砂浜、本土とはまるで違う海の透明度、岩場に集まるカラフルな魚たち。伊豆大島のビーチには、伊豆半島や湘南では出会えない景色が広がっています。
この記事では、伊豆大島で人気のビーチ5か所を目的別に紹介しながら、アクセスや設備、ベストシーズンまで、旅行計画に必要な情報をまとめました。初めての島旅でも迷わず動けるよう、読み進めてみてください。
伊豆大島のビーチの魅力とは?東京からすぐ行ける透明度抜群の海
伊豆大島のビーチが支持される理由は大きく3つ!
都心からのアクセスの良さ、火山島が生み出す独特の地形、そして本州の海水浴場とは段違いの透明度。
それぞれご紹介します。
東京(竹芝)から最短1時間45分!アクセスの良さが魅力
伊豆大島へは、浜松町駅から徒歩約8分の竹芝客船ターミナルから、高速ジェット船で気軽にアクセスできます。
費用を抑えたい場合は、夜22時に竹芝を出発する大型客船という手もあります。翌朝6時に大島着なので、船中泊で移動時間をまるごと睡眠に充てられるのが利点。2等客室なら片道料金もジェット船より安く済みます。調布飛行場からの飛行機を使えば所要約25分ですが、便数が少ないため早めの予約が必要です。
なお、大島の港は元町港と岡田港の2か所があり、当日の天候や海況で到着港が変わります。宿や観光の予定は、どちらの港に着いても対応できるよう組んでおくと安心です。
火山島ならでは!黒い砂浜や溶岩が作り出す独特の地形
伊豆大島は三原山を中心とした活火山の島です。
ビーチの砂が黒いのは、溶岩が長い年月をかけて波や風に削られてできたから。白砂のビーチを想像して行くと驚きますが、この黒い砂浜と青い海のコントラストは伊豆大島でしか見られない景色です。
地形のおもしろさはビーチごとに違います。野田浜では溶岩が海中にアーチ状の穴を作っていて、これは世界的にも珍しい水中ジオサイトのひとつ。トウシキ海岸では溶岩が入り組んで天然のプールのようになっており、波の穏やかな日にはそのまま泳げます。島を一周する道路沿いには、高さ30m・長さ600m以上にわたる地層切断面も見られ、2万年以上の噴火の歴史が一目で分かる迫力です。
ひとつ注意したいのが、黒い砂は太陽の熱を吸収しやすく、夏場は素足で歩くとかなり熱くなること。ウォーターシューズやビーチサンダルは必ず持参してください。
抜群の透明度!色鮮やかな海の生物に出会える
伊豆大島の海に入ってまず驚くのは、その透明度です。足元の海底がはっきり見えるのはもちろん、少し沖に出ても深い場所の岩肌まで見通せるほど。本州側のビーチに慣れている人ほど、そのギャップに感動するはずです。
透明度が高い理由は、火山島の地形にあります。砂浜が溶岩由来の粗い粒子でできているため、波で巻き上がっても水が濁りにくい。さらに伊豆大島は黒潮の影響を受けるエリアに位置しており、温かい海流にのって南方系の魚がやってきます。ソラスズメダイやクマノミといった色鮮やかな熱帯魚が、シュノーケリングで気軽に観察できるのはそのおかげです。
ダイビングの人気スポットである秋の浜では、水深のあるドロップオフ地形にイサキやタカベの群れが回遊し、運が良ければウミガメに出会えることも。水中カメラを持って潜れば、1回のエントリーで何十枚もシャッターを切りたくなる海が待っています。
目的別!伊豆大島のおすすめ人気ビーチ・海水浴場5選
伊豆大島には主要な遊泳場が5か所あり、それぞれ立地も雰囲気もまったく異なります。
港から歩けるビーチ、ダイバーが惚れ込む魚影の濃いポイント、溶岩に囲まれた天然プール。目的や過ごし方に合わせて選べるのが、この島のビーチの楽しさです。
ここからは1か所ずつ、特徴とアクセス、設備情報を紹介していきます。
弘法浜(こうぼうはま)遊泳場|元町港から徒歩圏内!海水プール併設で家族連れに安心
弘法浜は伊豆大島で最もにぎわうメインビーチです。
元町港から徒歩約10分とアクセスが良く、到着してすぐ海に向かえる手軽さが人気の理由。広い砂浜と磯場の両方があるので、波打ち際でのんびり過ごしたい人も、岩場で磯遊びやシュノーケリングを楽しみたい人も満足できます。
設備面の充実度は島内トップ。シャワー、更衣室、トイレ、休憩所が揃っており、夏期には婦人会が運営する海の家も営業します。ラーメンやかき氷が食べられるので、手ぶらで来てもお昼に困りません。
そして弘法浜最大の魅力が、隣接する「サンセットプール」。スライダーや流れるプール、幼児向けの浅いエリアもあり、これがすべて無料で利用できます。海にまだ慣れていない小さな子どもがいる家族には、プールと海を行き来できるこの環境がありがたいはず。島の西側に面しているので、夕方には海に沈む夕日を眺められるのもポイントです。
日の出浜遊泳場|穏やかな波と美しい朝日で知られる絶景海岸
日の出浜は島の北側、岡田港から徒歩約2分という近さにあるコンパクトなビーチです。
消波ブロックで波が抑えられた遠浅の人工ビーチで、伊豆大島の遊泳場の中では唯一、素足でも入れる砂質になっています。波が穏やかなので、海水浴デビューの小さな子どもや、ゆったり過ごしたい人にはぴったりの場所です。
名前のとおり、朝日の名所として知られています。夜行の大型客船で早朝6時に岡田港へ着いた場合、荷物を置いてそのまま朝の散歩がてら立ち寄れる距離感。水平線から昇る朝日を浜辺で眺める時間は、島旅のいい幕開けになるはずです。
規模が小さいぶん混雑しにくく、夏のピーク時でも比較的ゆとりを持って過ごせます。トイレ、シャワー、更衣室が完備されているので、設備面も不便はありません。岡田港の周辺には飲食店や商店もあり、食事や買い物にも困らない立地です。ただし、早朝から営業している店は限られるため、朝食は事前に用意するか、事前に営業状況を確認しておくのが無難です。
野田浜遊泳場|ダイビングも海水浴も!バディーズ・ベルがある人気スポット
野田浜は島の北西部、元町港から車で約10分の場所にあります。
砂浜よりも溶岩の岩場が中心のワイルドなビーチで、海水浴だけでなくダイビングスポットとしても有名です。
海中には三原山から流れ出た溶岩が作った大きなアーチがあり、これは伊豆大島ジオパークの水中ジオサイトにも認定された貴重な地形。体験ダイビングで潜れば、この溶岩アーチをくぐりながらカラフルな魚たちを間近に観察できます。浅瀬ではシュノーケリングも楽しめるので、ダイビングはちょっとハードルが高いという人でも十分に海中の景色を満喫できるはずです。
浜辺には「バディーズ・ベル」と呼ばれるモニュメントが設置されています。ダイバーの安全やパートナーとの信頼をテーマにした鐘で、夕日をバックに写真を撮ると絵になると評判。島の西側に面しているため、夕暮れ時には伊豆半島に沈む夕日が空と海を赤く染めます。条件が良ければ富士山のシルエットも見えることも。
シャワーやトイレ、休憩所はありますが、海の家や売店はないため、飲み物や軽食は事前に用意しておくのがおすすめです。
秋の浜遊泳場|圧倒的な魚影と透明度!ダイバーに大人気のスポット
秋の浜は島の北東部に位置する、伊豆大島で最も有名なダイビングスポットです。
全国からダイバーが通い詰める理由は、ポイントの多彩さと生物の豊富さ。岸壁に沿って深く落ち込むドロップオフ地形があり、岩場、砂地、ガレ場といった異なる環境がひとつのビーチに集まっているため、コース取りのバリエーションが広く、何度潜っても飽きないと言われています。
海中ではイサキやタカベの群れが中層を回遊し、岩の隙間にはウミウシやクマノミが潜んでいます。黒潮の影響で南方系の魚が多く、秋から冬にかけてはミナミハコフグやニシキフウライウオといった季節来遊魚も現れます。水温は9〜10月頃までは23度以上を保つことが多く、11月以降は20度前後まで下がりますが、ウェットスーツでも快適に過ごせるでしょう。
ダイビングをしない人にもこのビーチは楽しめます。足場がしっかり整備されたスロープからエントリーでき、浅場でもソラスズメダイなどの熱帯魚がすぐ目の前を泳いでいくので、シュノーケリングや水中カメラでの撮影にも向いています。駐車場の横にトイレ、シャワー、プールがあり、設備面も問題ありません。
トウシキ遊泳場|溶岩に囲まれた天然のプール!シュノーケリングに最適
トウシキ遊泳場は島の最南端に位置する、伊豆大島で最もワイルドなビーチです。
三原山から海に流れ込んだ溶岩が入り組んだ岩場を形成しており、その隙間に海水がたまって天然のプールのような地形ができています。砂浜はほとんどなく、ゴツゴツした黒い溶岩の上を歩いて海に入るスタイル。いい意味で「ビーチ」の概念が覆される場所です。
この天然プールの透明度はすさまじく、水面から海底の岩肌や泳ぐ魚がくっきり見えるほど。シュノーケリングで覗き込めば、クマノミやカラフルな熱帯魚、サンゴの仲間が間近に観察できます。岩場からの飛び込みスポットもあり、夏は若者グループで盛り上がる光景もよく見られます。
ただし、足場は溶岩の岩場なのでウォーターシューズは必須。潮の満ち引きで水深や流れが変わるため、干潮時と満潮時では海の表情がまったく異なります。遊泳場として開設される夏期にはライフセーバーが常駐しますが、開設期間外は自己責任となるので注意してください。
設備面は最低限で、海水浴場には仮設トイレのみ。約250m離れたトウシキキャンプ場にシャワーとトイレがあるので、そちらを利用するのが現実的です。キャンプ場の駐車場も無料で使えます。元町港からは車で約20分、バスの場合は波浮港線に乗り「海洋国際高校前」バス停で下車してから遊泳場まで歩いていきましょう。
伊豆大島のビーチに関するよくある質問
伊豆大島のビーチに関して、よくある質問に回答します。
伊豆大島の海水浴の時期(ベストシーズン)はいつからいつまでですか?
遊泳場の正式な開設期間は例年7月中旬〜8月末頃。
この間はライフセーバーが常駐し、シャワーや海の家も利用できます。開設日は年ごとに変わるため、出発前に大島町の公式情報で確認してください。
シュノーケリングやダイビング目的なら、水温が23〜25度で安定する9〜11月も狙い目。夏より混雑が少なく、季節来遊魚が増えて海中はむしろにぎやかです。お盆前後は船の座席が早々に埋まるので、夏休みに行くなら1〜2か月前の予約をおすすめします。
夜行船(大型客船)で早朝に着いた場合、朝の時間はどう過ごせばいいですか?
岡田港着の場合は、客船待合所で休憩するか、中心街である元町港への接続バス(大島バス)が出ているので、そのバスで元町へ向かうとよいでしょう。
元町港着なら、「愛らんどセンター 御神火温泉」で朝風呂に入って船での疲れを癒したり、元町周辺の飲食店などで朝ごはんを食べて過ごすのもよいでしょう。
早朝から営業している飲食店は少ないため、事前にコンビニや船内の売店・自販機などで軽食を購入しておくと安心です。荷物は港の待合所にあるコインロッカーに預けて、身軽に島内散策を始めましょう。
幼児や子供連れにおすすめの安全なビーチはどこですか?
小さなお子さん連れなら、まず候補に挙がるのは弘法浜です。
遊泳期間中はライフセーバーが常駐し、隣接するサンセットプールには幼児用の浅いエリアやスライダーもあって無料。海がまだ怖いという年齢でも、プールで水遊びを楽しめます。
もうひとつのおすすめは日の出浜。消波ブロックのおかげで波がほとんど立たず、遠浅なので足がつく範囲が広いのが安心材料です。伊豆大島の遊泳場で唯一、素足でも入れる砂質なのもお子さん連れにはうれしいポイント。
一方、トウシキ遊泳場や秋の浜は岩場中心で水深が急に深くなる場所もあるため、幼児連れにはやや不向きです。どのビーチでもウォーターシューズは必ず履かせてください。
無料のシャワーやトイレ、更衣室があるビーチはありますか?
伊豆大島のビーチ施設は、駐車場やプールも含めてすべて無料で利用できます。各ビーチの設備状況をまとめると以下のとおりです。

設備の利用可能期間は遊泳場の開設期間に準じるため、シーズン外は使えない場合があります。
まとめ
東京から最短1時間45分で着く伊豆大島には、「設備充実の弘法浜」「波が穏やかな日の出浜」「ダイバー憧れの秋の浜」「夕日と溶岩アーチの野田浜」「天然プールのトウシキ」などなど、個性の異なるさまざまなビーチが揃っています。
黒い砂浜と透き通った海のコントラストは、本州のビーチでは味わえません。
夏のハイシーズンは船も宿も早く埋まるので、予約はお早めに。ウォーターシューズと水中メガネを忘れずに持って、伊豆大島の海を満喫してくださいね。
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観光庁長官登録旅行業第692号/
一般社団法人日本旅行業協会正会員