ニット帽は男女問わず選んで頂ける、ユニセックスなものが多い印象です。
お客様を見ていても、男性向け、女性向けという区別なく選ばれていますね。
基本的にはシンプルなものが定番として人気なのですが、ボンボン付きのものやシルエットがふわっとしたかわいい感じのものもあります。
カラーも様々なものが出ているので、お好みに合わせて選んでいただけると思います。

防寒を優先するならば生地は厚めの方がいいですね。今は裏地がフリースになっている、防寒を重視したタイプのニット帽もありますよ。
ただ、ゲレンデで滑っているうちにどうしても発汗して暑くなってくるので、あまりそこは気にしなくても大丈夫かなと思います。
ニット帽は防寒アイテムというよりも、どちらかというと髪が風で乱れるのを防いだり、ファッション的な要素の方が強いイメージ。
ですので、生地の厚さよりもシルエットの方が重視される傾向にあります。

少し前までは折り返しのないタイプが定番でしたが、今は圧倒的に折り返しタイプが人気です。どのメーカーもだいたいこのタイプをラインナップとして出していて、今や定番の商品になっています。
カラーは黒や白が人気で毎年多く売れていますが、最近はちょっと淡い色や薄いピンクなども人気があって、買われるお客様も増えています。

人気が高いのはautumnとNEWERAですね。
Autumnは２０２０年に日本に上陸したボーダー向けのヘッドブランドです。
ＮＥＷＥＲＡはメジャーリーグ唯一の公式キャップを出しているブランドとして有名ですので、ご存じの方も多いと思います。
どちらもシルエットやブランドロゴのカッコよさで世代を問わず支持されている印象です。
シンプルな形と色なので、流行りに関係なく、長く愛用できるところも人気の理由です。

A． 折り返しがないタイプですとSMITHのニット帽が人気です。
薄手なので、ヘルメットの下にかぶられているボーダーも多くいます。
やり込んでいる上級者が愛用している印象ですね。

ニット帽とゴーグルの間に隙間ができないよう、深めに被るのがおすすめです。
おでこはあまり出さないように被った方が、“こなれ感”はありますね。
おでこを出していると、そこだけ変なふうに日焼けをしてしまう可能性もあるので、特に女性の方は日焼けを防ぐという観点からも、おでこはできるだけ出さないかぶり方をした方がいいと思います。
ただ、スノーボードをやり込んでいる上級者だとあえて浅めに被ったり、ゴーグルを下げ気味につけたりして、おでこを出している方もいますので、あまり「こうしないとダサいかも」と気にする必要はありません。

今、スノーボード用のパーカーは撥水加工されているものが主力になってきています。
雪上で着るという用途に合わせて、従来のコットン素材のものよりも濡れにくくなっているんです。
特に初心者の方はどうしても転ぶ回数が多くなるので、水分を弾いてくれて濡れにくいものを選ぶことをおすすめします。
防水スプレーをしてもいいのですが、最初から撥水加工をしてあるものの方がより安心です。

さすがにハイシーズンにパーカーだけだと寒いと思います。
イメージとしては、パーカーを着た上からウエアを着るような感じですね。
ただ春先など気温が高くなってきた時期にはパーカー１枚で滑っている方もいます。また、ハイシーズンでも滑っているうちに暑くなってきたらウエアを脱いでパーカー姿になる、ということはあります。

プルオーバータイプとジップアップタイプがありますが、やはり人気なのはプルオーバータイプですね。
ジップがないことでロゴを前面に大きく出したり、高いデザイン性を実現できるところが人気の理由なのかなと思います。

レディースっぽいデザインのものもありますが、基本的にニット帽と同様、あまり男女の区別なく着ていただけるものが多い印象です。
ずり上がり防止や雪が入りずらいよう考えられたサムホール付きのパーカーもあるんですが、こちらはちょっと萌え袖っぽい感じになるので女性に好まれている傾向はありますね。

カラー的にはやはり黒が定番として人気なんですが、最近じわじわと人気が出てきているのが白ですね。
それとスヌーピーのイラストを使ったパーカーやNASAとのコラボパーカーなどが発売され、注目を集めています。
素材としては、ボンディングといって生地割をしているようなものが売れてきていますね。防風効果もあり、よりしっかりとした作りになっているので、ウエアに近い感覚で使えるパーカーとして、これから流行する予感があります。

そうですね。やはりシルエット的には“ちょいダボ”というイメージがありますね。
デニムやパンツと合わせるのと違って、オーバーサイズ気味に着る傾向はあると思います。
丈に関してもお尻が隠れるぐらい長くてダボッとしている方が、スノーボードっぽい感じはあるかもしれません。

ブランドによってもサイズ感が違い、もともと比較的大き目のシルエットで作られているものもあるので、例えば単純に「今Ｍを着ているからＬにしよう」と考えて買ったらものすごく大きくて失敗してしまったということも。
ですので、お店で試着してから選ぶ方が間違いがないと思います。