初心者必見!プロが教えるスノーボードゴーグルの失敗しない選び方!

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ショップ店員が教える! 初心者向けのスノーボード持ち物一式

初めて滑りに行く時、何を持っていったらいいのかわからなくて調べる人も多いと思います。
でもネットにはいろいろな情報があふれていて、余計に迷ってしまうことも。実際のところ「これを押さえておけばOK」みたいなものをプロから聞けたら安心しますよね。
そこで今回はスノーボードショップ「F.JANK」の黒石さんに、初心者必携のアイテムについて詳しく教えていただきました。

INDEX 目次

  1. 初心者がスノーボードに行く時に、絶対に持っていた方がいいものってなんですか?
  2. 他にも持っていった方がいいアイテムがあれば教えてください
  3. ボードを盗まれることもあると聞いて心配なんですが、盗難防止グッズを持っていった方がいいんでしょうか?
  4. 持っていくと意外と便利なアイテムってありますか?
  5. スマホ関連のアイテムで持っていった方がいいものはありますか?
  6. 女性は日焼けが気になる方も多いと思うんですが、日焼け対策になるようなグッズはあるんでしょうか?
  7. インナーはどんなものを用意したらいいんでしょうか?
  8. ヒッププロテクターや脊椎パッドはつけた方がいいんでしょうか?
  9. ヒッププロテクターや脊椎パッドはどんなものを選べばいいんですか?
  10. 意外と盲点だけれど実は必携アイテム、というものがあれば教えてください
  11. おしゃれの観点からおすすめのアイテムはありますか?

初心者がスノーボードに行く時に、絶対に持っていた方がいいものってなんですか?

まずはリフト券を入れるパスケースですね。
ゲレンデによってはIC化しているところもあるんですが、やはりまだまだ紙のリフト券を使っているところも多くあります。
首から下げるスタンダードなものから、腕につけるもの、ズボンに吊るせるタイプやスマホを中に入れられるものなど、パスケースにも様々な種類がありますので、お好みに合わせて選んでください。

他にも持っていった方がいいアイテムがあれば教えてください

リーシュコードもあった方がいいですね。
これはボードを流さないようにするアイテムです。
リフトから降りた後やゲレンデの中腹で、ちょっと休憩してボードからブーツを外した時。雪山は斜面ですから置いたボードが勝手に滑り出してしまうことがあります。ボードを無くさないようにすることはもちろん、人に当たって怪我をさせたりしないためにも、リーシュコードをつけておくことはとても重要です。
ブーツとバインディングにつけるようなタイプ、脛につけるタイプなどいろいろなものがあります。

ボードを盗まれることもあると聞いて心配なんですが、盗難防止グッズを持っていった方がいいんでしょうか?

盗難防止用のロックなどを持っていった方がいいと思います。
あくまで抑止のようなところもありますが、何もつけないよりは安全です。特に買ったばかりのボードは盗難の被害に遭いやすいので対策はしておきましょう。
自転車につけるようなワイヤーが伸びるタイプのものだと、持ち運びにもコンパクトでいいと思います。

持っていくと意外と便利なアイテムってありますか?

ハンディクリーナーですね。
例えば滑り終わった後、ボードのねじ穴横に雪がついていたりします。
ゲレンデに雪落としのブラシもあるんですが、帰る時間がかぶると行列になり、なかなか使えないことも。
そんな時にハンディクリーナーを持っておけば、並ぶ必要もなく時短になります。
小さくて携帯するには便利なので、例年人気のアイテムです。

スマホ関連のアイテムで持っていった方がいいものはありますか?

寒冷地用のスマホバッグを持っていくといいと思います。
寒いところだとバッテリーが冷えて、すぐに電池が切れてしまったり、バッテリーの持ちが悪くなることがあるんです。
でもこういった保温バッグに入れておくことで、電池を守ることができます。スマホはもちろん、モバイルバッテリーや電子タバコにも使えます。

女性は日焼けが気になる方も多いと思うんですが、日焼け対策になるようなグッズはあるんでしょうか?

顔周りを覆う定番商品として、バラクラバというものがあります。
目出し帽のような感じなんですが、薄手でつるつるした伸縮性のある素材でできています。
目の周り以外を完全に覆ってしまえるので、この上からゴーグルをつければ日焼け止めを塗らなくても強い日差しから顔周りを守ることができます。
少し前までは顔が凍傷になるのを防ぐために使う、いわゆるやり込んでいる人向けの本気アイテムだったんですが、近年広い層に定着してきて定番アイテムになってきていますね。
非常に温かいので、防寒の観点からもおすすめです。

インナーはどんなものを用意したらいいんでしょうか?

汗によって発熱するタイプのインナーは、あまりおすすめできないですね。
山で汗をかいてそれが残ったままだと、だんだんと冷えてきて体温を奪う形になりかねません。
ですので、インナーは速乾性のあるもの、汗を外に逃してくれるような機能があるものを選んだ方がいいと思います。
雪山用のインナーとしては、裏起毛やフリース、メリノウール素材などで温かさを維持しながら、かつ速乾性のあるものが多数販売されています。

ヒッププロテクターや脊椎パッドはつけた方がいいんでしょうか?

初心者の方には必ずおすすめしていますね。
やはり初めのうちは転んでしまうことは避けられません。特にスノーボードの場合は横のりで滑る形になるので、後ろに転ぶ時にはお尻を、前に転ぶ時には膝をつく格好になります。
ターンができるようになるまでには何度も転んで、お尻、膝、手を繰り返しつく形になるので、その時にプロテクターがあるかないかで大きな差が出てきます。
せっかく練習して上達しようと思っても、最初に痛い思いをするとその恐怖心で逃げ腰になり、うまくいかない。でもプロテクターをつけていれば転んでも痛くないので恐怖心も生まれず、どんどん練習して早く上達できる。
ですから、うまくなりたいのであれば、初めからヒッププロテクターや脊椎パッドをつけた方が絶対にいいと思います。

ヒッププロテクターや脊椎パッドはどんなものを選べばいいんですか?

価格的には安いものから高いものまで幅がありますので、ご予算に合わせて変わってきますが、衝撃吸収を意識した商品がいいですね。
ウレタン1枚でできたものよりも、低反発素材と併せたもの。例えば、外側に硬い素材のもの、内側に低反発素材をもってきて衝撃を内側で吸収するようなものなど。
今おすすめなのはXRD。車の衝撃吸収材から開発されたものが、スポーツプロテクターとして落とし込まれた商品です。
価格は少し上がってしまいますが、従来のものよりもさらに衝撃吸収力が上がっているのでおすすめです。

意外と盲点だけれど実は必携アイテム、というものがあれば教えてください

インナーグローブは盲点かもしれないですね。
グローブってひとつあればいいというイメージが強いですが、実はヘルメットと同じで洗濯してはいけないもの。
中に防水・防湿のフィルムが入っているので、洗濯機で絞ると中のフィルムが破れてしまいます。
インナーグローブをつければ、グローブ自体に手汗や皮脂油が付着するのを防ぐことができますので、グローブを長持ちさせることにつながります。
またとても薄手でスルスルした素材なので、グローブを付ける時に手を入れやすく、使い勝手もいいです。

おしゃれの観点からおすすめのアイテムはありますか?

デッキパッドはおしゃれなもの、遊び心のあるものが多いのでおすすめです。
簡単に言えば滑り止めなんですが、リフトから降りる時にワンフットといって片足をボードから外したまま降りるんですね。
斜面になっているので、後ろ脚をボードに装着しないで載せる時に、こういった滑り止めを使います。
バインディングの間、後ろ足寄りのところにテープ貼りつけます。
ステッカー的な感覚もありながら、ワンポイントで個性も出せるのでおしゃれアイテムとして人気です。

Snowboard Shop F.JANCK

店舗の1階はスノーボードギア、2階はスキーギア、3階はアクセサリー(ゴーグル、グローブ等)、4階はウェア。こちらに来ていただければ、スノーボードの道具が上から下まですべて揃います。特に、コアなブランドが充実していますので、ぜひご来店ください。

店舗名
Snowboard Shop F.JANCK
住所
東京都千代田区神田小川町2-2-6
電話番号
03-3259-2068
営業時間
11月-2月 平日:11:30~20:00/土日祝:10:30~20:00
3月1~21日 平日:11:30~20:00/土日祝:11:30~19:30
3月22日~31日 平日:11:30~19:30/土日祝:11:30~19:30
4月-7月 平日:11:30~19:00/土日祝:11:30~19:00
(水曜定休日)

※コロナ感染拡大防止対策の為、急遽営業時間に変動がある場合がございます。

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