スノボ初心者の練習方法とコツ!スノボ初心者の転び方からターンまで
SKINAVI
プロのインストラクターが最速で上達するコツをご紹介!
トップインストラクターとしてスノーボード界を引っ張るお二人に、初心者がつまずきやすい“転び方からターン”について、詳しくお伝えいただきました。(左 中本さん、右 駿河さん)

Q.転び方についてスノーボードでケガをしないために上手な転び方についてコツはありますか?
A.
駿河:転びそうになったら素直に転ぶことが大切です。そのときに、つま先側であれば、姿勢を低くスライディングするようにして転びます。かかと側であれば、早くお尻をついてゴロンと転がります。ボードを雪面から少し離すようにすると、安全に転ぶことができます。
中本:衝撃が少ない転び方をするって大事ですよね。転んだときに足を上げ過ぎてエビぞりみたいになる人がいますが、これはとても危険。反り過ぎると、ボードが体に当たってしまうことがあります。転んだときは、ボードは軽く上げる程度にし、エッジがかからないようにします。まったく上げないのも、ひざに負担にかかるので注意が必要です。
Q.立ち上がり方
なかなか立てない方には、どのようなアドバイスをされますか?
A.
中本:スノーボードでは、立ち上がることが第一関門になります。簡単に立つことが出来る人は苦にならないのですが、本当に立てない人はレッスンの最後まで立つのに苦労します。やわらかい雪ならボードの先を少し雪に埋めることで足元がしっかりして立ちやすくなり、ズルズルとボードが滑ってしまうのを防ぎます。
駿河:たとえば、椅子から立つ場合、頭が椅子より前に出ないと立ち上がれません。スノーボードも同じで、頭を足より前に出してあげないと立つことができません。お尻と板を近づけると、頭をつま先より前に出しやすくなります。それでもまっすぐ立てない場合は、横を向きながら立つようにするとスムーズです。
中本:初心者の方は、インストラクターが一人ひとりの手を持ってサポート。立つことだけで体力が奪われないように配慮しています。
