プロが教える!スノーボードグローブ(手袋)の種類と選び方
更新日: 2025/01/31
お役立ち情報
スノーボードを楽しむために欠かせないアイテムのひとつがグローブです。しかし、種類が豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはず。そこで今回は、スノーボード初心者の方に向けて、グローブの種類や特徴、使い分けのポイントをプロが伝授します。さまざまな種類や機能の違いを理解し、自分にぴったりのグローブを見つけましょう!
INDEX 目次
東京神田にある「F.JANCK」さんでお話しをお聞きしました!

スノーボードのグローブの種類にはどのようなものがありますか?
グローブの形は2種類あって、五本指のタイプとミトングローブの2種類があります。

選び方のポイントを教えていただけますか?
グローブは操作性が重視になるので、基本的には五本指の方が使いやすいです。ただし、スノーボードってそんなに手を使わないので、指同士がくっついているミトンの方が温かいというのもありますし、市場的にはスノーボードだとミトングローブの方が流行ってて人気ですね。

初心者はどのようにグローブを選ぶのがいいですか?
実際にぱっと見てデザインがかっこいいものを選んでもらってもいいですし、例えば映像や雑誌などを見て、ライダーが「こんなグローブ使ってる!」みたいな選び方をしていただいてもいいと思います。ただ、本当にまだ全然やったことないよという人は、最初のきっかけとしては5本指の方が使いやすいかなとは思います。
グローブの素材はどのようなものがあるのですか?
「GORE-TEX(ゴアテックス)」のようなナイロン素材が一番主流で、もう少し暖かいグローブがいいとなると「レザーグローブ」とかですね。

「GORE-TEX(ゴアテックス)」

どのように使い分けるものなんでしょうか?
例えば、関東近郊や新潟、長野など本州で滑るのであれば、ゴアテックスのような「ナイロングローブ」が防水性が高くて透湿性がいいのでおすすめですし、人気です。
北海道や海外で気温がマイナスになる寒冷地で滑る場合は、より暖かくて丈夫な「レザーグローブ」がおすすめです。
また、春先などは、「ネオプレーン」と呼ばれるちょっと生地が薄くて伸縮性のある素材も速乾性が高くてサラサラした感じが人気です。

「レザーグローブ」

「ネオプレーン」
素材によっても値段が変わってきますか?
モデルやブランドによっても違うんですけど素材で変わってきますね。例えば、ナイロンよりレザーの方が高いですし、中でもゴアテックス使ってるレザーグローブが一番高くなります。機能性が高くなればなるほど、価格帯的に高くなるという傾向にありますね。
その他、グローブを選ぶポイントはありますか?
テープで調整する「アンダーカフ」とストラップが付いている「オーバーカフ」の2種類があります。
どのような特徴がありますか?
市場的にはグローブがジャケットの袖口の下に収まる「アンダーカフ」が主流です。


「アンダーカフ」
「オーバーカフ」は昔ながらのスタイルで、グローブでウェア袖口を覆うものになります。パウダーやカーブでハンドスライドした時に雪が入らないとかウェアが破けないみたいな、結構本格的にやってる人が選ぶ傾向にありますね。


「オーバーカフ」
初心者がグローブを選ぶ上で注意したい点などありますか?
やっぱり一番はサイズですかね。ネットとかで売ってたりもあると思うんですけど、実際やっぱり手にはめてみて自分のサイズで合わせることが大事です。
グローブの取り扱いで注意する点はありますか?
最近のグローブって洗濯しづらかったり、中にゴアテックスのフィルムが入ってると、フィルムが駄目になってしまうのでそもそも洗えないんですよ。
なので、使い終わったら乾かすのはもちろんなのですが、薄手の「インナーグローブ」を入れたりすると匂いがつきにくくなります。

「インナーグローブ」
「インナーグローブ」はどのような用途で使うんですか?
寒いときはレイヤリング的な感じで、インナーグローブを付けてその上にグローブをつけて防寒的に使う方もいますし、直接グローブに匂いがつかないように、肌着的な感じでインナーグローブを使う人もいます。スタッフでもインナーグローブをつける人が多いですね。
売れてるグローブはどの辺になるんですか?
知名度的に「BURTON(バートン)」とか、「eb's(エビス)」って国産のブランドもかわいいデザインが多くて人気です。

「BURTON(バートン)」
皆さんはどのタイプ使ってるんでしょうか?
ハイシーズンはレザーのミトングローブを使ってます。理由としては、やっぱりレザーの方が温かいというところと、フィット感が五本指って結構タイトフィットなんですよ。ミトンだとインナーグローブを入れてもピタッとしないので使っているって感じですね。

スキーグローブは滑りやすさや快適さを確保するために非常に重要なアイテムです。今回紹介したポイントを参考に、サイズや保温性、気候に合わせたグローブを見つけ、快適なスキーライフを楽しんでください!!
F.JANCK

店舗の1階はスノーボードギア、2階はスキーギア、3階はアクセサリー(ゴーグル、グローブ等)、4階はウェア。こちらに来ていただければ、スノーボードの道具が上から下まですべて揃います。特に、コアなブランドが充実していますので、ぜひご来店ください。
- 店舗名
- F.JANCK
- 住所
- 東京都千代田区神田小川町2-2-6
- 電話番号
- 03-3259-2068
- 営業時間
- 11月~2月 平日11:30~20:00 土日祝日10:30~20:00
3月 平日11:30~20:00 土日祝日11:30~20:00
3月21日~ 平日11:30~19:30 土日祝日11:30~19:30
4月~7月 平日11:30~19:00 土日祝日11:30~19:00 「水曜定休」「他臨時定休(GW等)有り」
8月 平日11:30~19:00 土日祝日11:30~19:00
9月 平日11:30~19:30 土日祝日11:00~19:30
10月 平日11:30~20:00 土日祝日11:00~20:00

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
オリオンツアーの最新情報をお届けします
-
-
お役立ち情報スキー・スノボ旅行の夜に楽しむ!友だちと遊べるおすすめゲーム6選
2025/03/16
-
-
お役立ち情報プロが教える!グラトリ・カービングを楽しめるスノーボードの選び方
2025/02/22
-
お役立ち情報スキー場で恋の予感?ゲレンデマジックで素敵な出会いをゲットしよう!
2025/02/26