斑尾高原スキー場、シーズン券の売上高350%に 好調の理由は新たに導入したMt.3パスにあり
公開日: 2024/10/09
スキー場斑尾ホスピリタリティ合同会社(本社:⻑野県飯⼭市、代表社員:PATIENCE HOSPITALITY PTE. LTD.)が運営する斑尾⾼原スキー場(⻑野県飯⼭市)は、新たに導入した<Mt.3パス>「斑尾高原・焼額山・奥志賀高原 共通シーズン券」が好調でシーズン券の売上⾼が昨年度と⽐べて350%となりました。
INDEX 目次
売上高が昨年比350%に
斑尾高原スキー場は、関東圏から2時間、飯山駅から30分アクセスに位置にあります。当スキー場は、日本最大級のツリーランコース(11コース)を提供する施設として知られており、自然豊かな環境でのスノーアクティビティ体験を提供しています。
今季(2024-2025シーズン)の早割シーズン券の売上は、昨季(2023-2024シーズン)と比べて売上が3.3倍となりました。売上増加には、3つの要因があります。
新たに導入した<Mt.3パス>斑尾高原・焼額山・奥志賀高原 共通シーズン券」が好調
好調理由1:利用期間の延長による選択肢の拡大
2024-2025シーズンから導入された「斑尾高原・焼額山・奥志賀高原 共通シーズン券(Mt.3パス)」は、利用期間を最長で5月上旬まで延長しました。これにより、従来の3月末でシーズンが終わっていたユーザーに、より柔軟なスケジュールでスキーやスノーボードを楽しめる機会が増加しています。特に春スキーを好むユーザーにとって、シーズンの終盤でもコンディションの良いエリアを選び、最高の雪質を求めて移動できるというメリットがあります。長いシーズンに対応することで、リゾートの稼働率を高めるだけでなく、シーズン券の価値が大幅に向上したことが好調の要因となっています。
好調理由2:エリアの多様性とアクセスの自由
パウダースノーや多彩なコースが求められる中、Mt.3パスは、3つのリゾートの多様な地形やコースを自由に行き来できるという点で、従来のシーズン券より大きなアドバンテージを提供しています。特に斑尾高原のツリーランや焼額山の中・上級者向けコース、奥志賀高原の開けたゲレンデなど、各エリアの特徴に応じて滑走スタイルを選べることが、異なるレベルや嗜好を持つスキーヤーやスノーボーダーにとって大きな魅力となっています。アクセスの自由度が増したことで、その日の天候や積雪状況に応じて最適なゲレンデを選び、常に最高の滑走体験を得られる点が、顧客満足度を高めています。
好調理由3:コストパフォーマンスの高さ
Mt.3パスは、同じシーズン期間を提供する他の人気リゾートに比べて、コストパフォーマンスの良い価格設定を行っています。これにより、広大なエリアと長期のシーズンを手軽に楽しめるシーズン券として、特に費用対効果を重視するユーザー層から高い評価を得ています。リーズナブルな価格にも関わらず、高品質なゲレンデと長いシーズンを提供できることが、選ばれる理由の一つです。コストパフォーマンスの高さが特にファミリー層や頻繁に訪れるリピーターに強い訴求力を持ち、結果としてシーズン券の販売数増加に貢献しています。
営業本部長コメント
これまでのシーズン券では、主に斑尾高原エリアのお客様にご利用いただいていました。しかし、新たに導入した<Mt.3パス>「斑尾高原・焼額山・奥志賀高原 共通シーズン券」により、焼額山・奥志賀高原エリアからも新たなお客様層を取り込むことが可能になりました。このパスを通じて、これまで接点の少なかったゲストにも斑尾高原の魅力を体験していただける機会が増え、さらに広範囲からの集客が期待されます。
この取り組みをきっかけに、単なるエリア拡大に留まらず、斑尾高原スキー場がより多くのスキー・スノーボード愛好者に支持され、地域全体の魅力向上に繋がることを目指しています。私たちは、リゾート全体を強化し、今後も多様なニーズに応えるサービスを提供していくことで、より多くの人々に愛されるスキー場としての成長を期待しています。
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