【初心者必見】プロが語るスノーボードの楽しさ!“最高”に楽しむ秘訣とは!

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【初心者必見】プロが語るスノーボードの楽しさ!“最高”に楽しむ秘訣とは!

スノーボードに興味があるけれど、最初の一歩を踏み出すのが不安な方もいるかもしれません。
ゲレンデに立ったときのワクワク感、雪の上を滑る爽快感、そして技をマスターしたときの達成感は、他のスポーツでは味わえない特別なものです。
本記事では、プロのインストラクターにスノーボードの魅力と楽しさを存分に語ってもらいます。
これを読めば、きっとあなたも「やってみたい!」と感じるはず。

今回はJSBA(日本スノーボード協会)のトップデモンストレーターとしてスノーボード界を引っ張る、越さん、柏木さんのお二人にお話しを聞いてきました。

INDEX 目次

  1. スノーボードの最大の魅力はなんでしょうか?
  2. スノーボードを始めたきっかけを教えてください。
  3. 初めてスノーボードで滑った時の印象は覚えていますか?
  4. 最初はスクールに入ることがおすすめですか?
  5. 始めた時ってどんなモチベーションでしたか?
  6. 初心者の方がスノーボードを恐れずに楽しむためのアドバイス何かありますか?
  7. スノーボードを嫌いになりかけたことはありましたか?
  8. 初心者の方がスノーボードをより楽しめるおすすめの時期はありますか?
  9. ゲレンデを選ぶにあたって、見るべきポイントってありますか?
  10. 最後に、これからスノーボードを始める方に一言いただいてもいいでしょうか?

スノーボードの最大の魅力はなんでしょうか?

越:一言で言うと、非日常かなと思います。晴れていて、雪がビシッと良くて、そんな大自然の中で、思いっきり滑っている時は最高ですね。
登山で感じることができる山の大自然に加え、自由自在に動ける爽快感が味わえることがスノーボードの最大の魅力ですね。上達すればするほど自由度が増し、非日常感が増していきます。

柏木:私も同感です。日常のいろんなものをすべて忘れて、スノーボードをしているその瞬間瞬間で夢中になれる事がスノーボードの一番の魅力かなと思います。
私は、スキー場に向かう道中から、非日常の世界に入り込んでしまっています(笑)

スノーボードを始めたきっかけを教えてください。

柏木:兄に誘われて高校三年生の時に始めました。連れて行ってもらったその日に完全にスノーボードに魅了され、人生が変わりました。

越:僕は、大学生の時にスポーツショップでアルバイトしていて、スノーボードのアイテムに興味を持ったのが先ですね。その後、いろいろな映像や雑誌を見始めて、「ああいう風になってみたいなあ」というところからスタートしました。

初めてスノーボードで滑った時の印象は覚えていますか?

越:僕は連れられて行った感じだったんですが、感動というよりも「痛いな」と思いました(笑)
自分より上手な人たちがゲレンデにたくさん滑っていて気持ちよさそうだなって。僕もああなりたいなって思ったのが初日の印象です。

柏木:私はスノーボードをするのに大切な基本動作を一から教えてもらったので、恐怖とかはなかったです。初日は、かかと側の木の葉落としだけで滑り倒しました。その時の感覚は、自転車の補助輪が初めて取れて自由に移動できるようになった幼いころの感動そのものでした。その感動をスノーボードでも味わえたことを、今でも鮮明に覚えています。

最初はスクールに入ることがおすすめですか?

柏木:そうですね。エントリー方法はいろいろあると思うんですけど、転び方などーから全部レクチャーしてもらった上でスノーボードに取り組んでいただくと、「痛い・辛い・怖い」思いをすることなく、スノーボードを楽しんでいただけるかなと思います。

始めた時ってどんなモチベーションでしたか?

越:とにかくもっとうまくなりたいなあって思っていました。最初の一、二本滑った状況と夕方の帰りがけで、大きく上達できるのがスノーボードなのかなって思うんですよね。スケートボードとかサーフィンもやるんですけど、それに比べると、スノーボードって上達しやすいと思います。なので滑ったことがない人は是非味わってほしいですね。

柏木:ゲレンデで滑ってるインストラクターさんが上手すぎて、あんな風に滑ったらどれだけ気持ち良いんだろうなって。同じように滑ってみたいという一心で続けてました。

初心者の方がスノーボードを恐れずに楽しむためのアドバイス何かありますか?

越:スポーツ全般に言えることですが、最初は正しい方法を習うことが絶対的に上手になるポイントでもありますし、嫌いにならないポイントかと思います。全国のインストラクターさんは、皆さんが始めるときに痛い思いをしないように、そして早く上手くなるように、研究しているので、そこの力を借りるのが一番いいかと思います。

スノーボードを嫌いになりかけたことはありましたか?

越:上手くなってからはあります(笑)でも最初の方はもうずっと楽しい。もう本当に何年ももうスノーボードのことばっかり考えてるぐらい楽しい思い出しかないです。

柏木:私はないですね(笑)15年以上続けている今でもまだ、初めて滑れた時の楽しい気持ちのままで、むしろ楽しい気持ちが増しています。やっぱり上手くなるにつれてどんどん楽しくなっていってますし、上手くなっていることを実感すると嬉しいですね。

初心者の方がスノーボードをより楽しめるおすすめの時期はありますか?

柏木:スキー場にもよるのですが、1月か2月あたりのハイシーズンが一番いいです。シーズン初めだと雪が安定してない可能性があり、雪山のコンディションが読めないですし、春ですと、気温が高くなるので、日中は柔らかくなるんですが、朝は硬かったり安定しません。そう考えると、安定して滑れるハイシーズン(1-2月)がおすすめですね。

ゲレンデを選ぶにあたって、見るべきポイントってありますか?

越:ゲレンデのホームページなどを見ると、初心者コース中級者コースなどの次コース情報が書いてあるので、ちゃんと初心者コースがあるところを選んだり、リフトが怖いと感じている方などはベルトコンベアーや板を持ったまま乗車できるリフトもあるので、ゲレンデのリフト情報も調べて行くのがいいと思います。

最後に、これからスノーボードを始める方に一言いただいてもいいでしょうか?

柏木:スノーボードの魅力は、普段の生活では味わえない大自然の中での非日常世界を体感できることだと思います。はじめは思ったように滑れないこともあるかと思いますが、上達の過程はトライ&エラーの繰り返しです。うまくいかないことの先にうまくいく未来が待っていますので、「できた」という達成感や成長を実感できるその瞬間を味わえることを楽しみに、チャレンジしていただけたらと思います。

越:もちろん滑ること自体も非常に楽しいんですけど、スノーボードをしに行く過程にはたくさんの楽しさが集まっています。
温泉であったり、食事であったり、仲間たちと非日常の中で一緒に遊ぶっていうことを味わってもらうと病みつきになると思うので、ぜひ余すことなく楽しんでいただきたいと思います。

スノーボードは、大自然の中で非日常を感じることができ、新しいスキルを習得する楽しさや仲間と共有する時間が魅力的です。ぜひ、多くの人に楽しんでもらえたらと思います。

JSBA公認デモンストレーター

越 博(Hiroshi Koshi)

長野県を拠点に活動する日本スノーボード協会(JSBA)公認デモンストレーター。 高峰高原にある高峰マウンテンパーク「高峰高原AZプロスノーボーディングスクール」の校長も務める。 JSBA主催のテクニカル選手権には2006年以降連続して出場。 「安全に楽しく上達できる」をモットーに、初心者から上級者まで幅広いレベルのスノーボーダーに向けた質の高い指導を行い、技術の普及と発展に貢献している。

JSBA公認デモンストレーター

柏木 ゆかり(Yukari Kashiwagi)

福島県を拠点に活動する日本スノーボード協会(JSBA)公認デモンストレーター。 星野リゾートネコママウンテン北エリアにある「Jun Junスノーボードスクール」で主任も務める。 JSBA主催のテクニカル選手権において優勝経験を持ち、スノーボード指導者としても豊富な経験を持っている。「スノーボードの楽しさと技術向上」をテーマに、初心者から上級者まで幅広いレベルのスノーボーダーに向けた丁寧かつ的確な指導を行っている。

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