十勝の中心都市帯広は、畑作・酪農が盛んな地域で、豊富な大地の恵みから高品質な乳製品・スイーツ、ご当地グルメなど、食の宝庫。
北海道土産として根強い人気の「六花亭」をはじめ全国的にも有名な製菓会社が数多くある。
帯広空港から市内までは空港連絡バスで約40分。空港周辺は畑作地帯となっており、市内へ至る道は北海道らしいのどかな田園風景が広がっている。
十勝の自然、花や緑に癒されるなら北海道ガーデン街道がおすすめ。富良野から十勝を結ぶ全長約250kmの街道には北海道を代表する美しい8つのガーデンが集中しており、真鍋庭園や十勝ヒルズ、六花の森など8つのうち5つは十勝エリアで楽しむことができる。
体重1トンを超える大型馬が鉄ソリを引いてスピードを競う「ばんえい競馬」は、世界で帯広でしか見られない競馬で、芝を走る通常の競馬とは違った迫力が人気を集めている。
主な観光スポットは郊外や周辺市町村エリアにも広がっており、効率的に観光するなら、定期観光バスや路線バスを利用したバスパックがおすすめ。

帯広のご当地グルメ「豚丼」
今やすっかり全国区になった豚丼は帯広が発祥の地。柔らかな豚肉に独自の甘辛いタレで味付けし焼き上げた豚丼は、地元では昔から親しまれている家庭の味。帯広市内には多くの豚丼専門店があり休日には長い行列ができる店も。駅弁としても販売されているので、専門店で食べそびれてしまった方は駅弁の豚丼を試してみては。最近では大手外食チェーンのメニューにも並んでいる豚丼ですが、地元民に言わせると、本場の豚丼とは似て非なるもの。ぜひ本場の味を味わってみてください。