
遷宮とは
遷宮とは、ご神体や御神座を本来あった本殿より移し、本殿を新築または修造して再びお還りいただく事です。その意味には諸説あり、
(1)木造建築の建物を維持していくため
(2)社殿の建築など様々な技術を継承していくため
(3)神社は清潔であることが必要で、そのために遷宮をおこなう(神の力がリフレッシュされる)
などといわれています。
遷宮で新しくなるもの
- 伊勢神宮
- 内宮・外宮・御垣内の建物をすべて新しく造り替えます。必要な木材は約1万本、萱は約2万3000束と言われています。
神様の御装束神宝714種1576点も新しくなります。
- 出雲大社
- 約9年をかけて本殿を含む外御社を修繕し、本殿の檜皮葦の屋根もすべて葦き替えられます。本殿大屋根の面積は180坪、約64万枚という檜皮を使用しています。